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JK「え?待って、どういうこと?」
『だから……私はSさんって人と
付き合ってたの、
で、Sさんと上手くいかなくて、
別れたのか別れてないのかよくわかんない状況下で、Sさんの弟とデートしちゃったの』
JK「つまり、ソクジンさんと付き合ってて、
別れたか別れてないか曖昧な関係のままなのに、
テヒョンイヒョンとデートしたの?」
『……………私、名前とか一切言ってないのに』
JK「ってことはほんとに
ソクジンさんと
テヒョンイヒョンのことなんだね」
誰に相談するべきなのかわからない私は、
ランチタイムにグクに相談した。
名前は伏せて相談したのに、
グクには丸わかりみたいだ。
JK「俺はソクジンさんと
そんなに話したことないんだよね。
軽く会釈したことがあるだけ。
テヒョンイヒョンと遊んだ時に、
たまたま会ったことがある程度」
『そうなんだ、』
JK「プライベートから社長感っての?
金持ち感っての?がすごいよね。
いつもスーツだし、キッチリしてる人って感じ。
話しやすいけど、なんだろう。
話しやすいんだけど
人を近づけさせない空気があるよね」
『そうなの、まさに、そうなの』
JK「で、テヒョンイヒョンとやったの?」
『なにを?』
JK「…………わかんじゃん、察して」
『………し、っしてないよ、デートだけ』
JK「は?なにそれ、
じゃあ何の問題もないじゃん」
グクが鼻で笑って、
私がコンビニで買ったお菓子を
勝手に開けて勝手に食べた。
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2020年10月2日 7時