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後日
ソクジンさんからのメールで
書かれた住所に行くと、
どうやら
マンションのペントハウスが
ソクジンさんのご自宅らしい。
JN「よく来たね。迷わなかった?」
ソクジンさんはご自宅にいるのにもかかわらず、
ビシッとスーツを着ていた
『あ、大丈夫でした、
えっとお邪魔します、』
JN「うん、その前にバスルームで
この服に着替えてくれないかな?」
私は昨日の
ソクジンさんの言葉を思い出した
“僕が選んだ服を着て、
僕と時間を過ごしてくれないと
すごく不愉快な気持ちになる”
『着替えて来ます』
JN「うん、
飲み物は何がいいかな?
紅茶?コーヒー?お茶?」
『……紅茶、?で、お願いします』
JN「うん、りょーかい」
こうやって優しく微笑んでくれるのに
ソクジンさんからはたまに
空気がピリつくような怖さを
感じる時がある。
それがなにかわからないけど、
ソクジンさんから渡された服は
やはり高級ブランドの服で、
小綺麗なそのワンピースからは
ほのかに爽やかなミント系の香りがした
.
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2020年9月28日 0時