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19. ページ19

ソクジンさんから
メッセージが来て、
ソクジンさんの家に行くことが
日常になってきた。

相変わらず、
高層マンションからの夜景と
生活感のない部屋には
慣れないけれど。

いつも通り、
ソクジンさんの帰りを待っていたら、
知らない人が玄関のベルを鳴らした

恐る恐る扉を開けると、
その人は当たり前のように
ズカズカと部屋に入っていく





「え、待って、だれ?」



私に気付いたように
その人がくるっと振り向いて私の方を見た

顔を見て思った、
ソクジンさんもかなりのイケメンだけど、
この人は





TH「もしかしてヒョンの彼女?!」


『彼女…………ではないです、』

TH「彼女じゃないの?
でも、自分の部屋に女の人を入れるなんて
こと今までなかったけどなぁ。
いやぁ〜、そっかそっか
ヒョン、ゲイじゃなかったんだ」

自分の部屋みたいに
その人はソファに座る

TH「キム・テヒョンです、
よろしくね」

『ソン・Aです、
ソウル大に通う大学生です』

TH「ソウル大?エリートだね。
ヒョンとはどういう関係なの?」

『私は…………』

ソクジンさんと私、
どんな関係なんだろう。

何て言えばいいんだろう。

TH「……まぁ、なんでもいっか。
スーツ貸してもらいたくてさ。
何時くらいに帰ってくるかな?ヒョン」

『もうそろそろ帰ってくるかと、』

コーヒーでも出そう、
と思ったけど、
コーヒーやお茶がある場所がわからない。

察してテヒョンさんが
すっと横に来て、
お茶を準備してくれた

『テヒョンさん、聞きたいことがあります』

TH「ん?なあに?」

『ソクジンさんは、、、どんな人ですか』

TH「えー?ヒョンー?
ヒョンは、、、完璧な人だよ。
俺みたいにアホじゃないし
昔から頭良かったし、モテたし、
優しいし。
Aちゃんにとってのヒョンは?」

『…威圧的です。
なんでもコントロールしたい人なんだなって。
でも、基本的には
優しいし礼儀正しいし清潔感のある人で。
よく、、、わからないです』

TH「ふぅん、、、ヒョンはさ、
誰とでも距離を置くんだ。
普通じゃないくらいに極端にね。
兄弟の俺でさえ距離を置くからね。
…Aちゃんなら、
ヒョンの心をこじ開けられるかもね」

そう言って、
優しく私に向けて微笑んだ。

扉の開く音が聞こえて、
私とテヒョンさんが
キッチンで立っている姿を
ソクジンさんが見て、数秒固まった

JN「テヒョナ、その子から離れて」

TH「ヒョン、おかえり」

JN「はやく」







.

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設定タグ:BTS , バンタン , ソクジン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2020年9月28日 0時

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