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57. ページ7

VN「え?
俺、ダンスパーティ
A誘おうと思ってたのに」

授業の終わり、
教科書をリュックにしまいながら、
ハンソルは驚いたように言った。

まぁそうだよね。
兄と踊るなんて
どう考えてもブラコンだよね

『やだなぁ、残念がらなくても、
私に告白するチャンスはいつでもあるよっ』

VN「いや、最初からそのつもりはなかったよ。
友達として一緒に踊りたかっただけだから( ˙-˙ )」

『あ、はい笑笑』

そういう割り切ってるところ、
ハンソルの良いところだと思うよ、
うん。笑






ハンソルと一緒に教室を出ると、
グクが壁に寄りかかってイヤホンを
つけながら立っていた。






グクはハンソルをみて
頭を少しだけ下げた。




JK「これ、A忘れてったでしょ」

『あ!筆箱!ありがとう!
わざわざ来てくれたんだ!』

JK「うん、
…えっと、
hello, あー、おー、nice トゥ meet you.,,」

VN「あ、笑 韓国語で大丈夫です、」

JK「あ、ごめんなさい、」

『チェ・ハンソル、英語名バーノンね。
アメリカと韓国のハーフ。
で、こっち、私のお兄ちゃん、グク』

VN「よろしくお願いします、」

JK「あ、、、、、はい」


人見知りってほんとだったんだな、
グクオッパ、、、、尊い!可愛い!




『じゃあまた家でね!』









ハンソルと別の教室に向かう私を、
グクオッパは私の姿が見えなくなるまで、
心配そうに見つめていたことを
私は知らなかったのである。






.

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月19日 23時

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