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VN「え?
俺、ダンスパーティ
A誘おうと思ってたのに」
授業の終わり、
教科書をリュックにしまいながら、
ハンソルは驚いたように言った。
まぁそうだよね。
兄と踊るなんて
どう考えてもブラコンだよね
『やだなぁ、残念がらなくても、
私に告白するチャンスはいつでもあるよっ』
VN「いや、最初からそのつもりはなかったよ。
友達として一緒に踊りたかっただけだから( ˙-˙ )」
『あ、はい笑笑』
そういう割り切ってるところ、
ハンソルの良いところだと思うよ、
うん。笑
ハンソルと一緒に教室を出ると、
グクが壁に寄りかかってイヤホンを
つけながら立っていた。
グクはハンソルをみて
頭を少しだけ下げた。
JK「これ、A忘れてったでしょ」
『あ!筆箱!ありがとう!
わざわざ来てくれたんだ!』
JK「うん、
…えっと、
hello, あー、おー、nice トゥ meet you.,,」
VN「あ、笑 韓国語で大丈夫です、」
JK「あ、ごめんなさい、」
『チェ・ハンソル、英語名バーノンね。
アメリカと韓国のハーフ。
で、こっち、私のお兄ちゃん、グク』
VN「よろしくお願いします、」
JK「あ、、、、、はい」
人見知りってほんとだったんだな、
グクオッパ、、、、尊い!可愛い!
『じゃあまた家でね!』
ハンソルと別の教室に向かう私を、
グクオッパは私の姿が見えなくなるまで、
心配そうに見つめていたことを
私は知らなかったのである。
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月19日 23時