僕達、女の子が苦手です２【BTS】 (ページ25)

今日:22 hit、昨日:44 hit、合計:792,502 hit

75. ページ25

病室の前に薔薇の花束が落ちていた。
っていうかこの花束を持ってたテヒョンは？

ウロウロしてると、
不機嫌マックスのユンギオッパが出てきた。

YG「クソジジイが。
そっそとくたばりやがれ」

病室を出て開口一番にそう言った。

…(ひぇええええ～っ)

『ユンギオッパ、なんかあったの？』

YG「話しかけんな、黙ってろ、
まじでどうにか
なりそうなくらいキレそう」

舌打ちをひたすらにして、
腕を組みながら床を強く踏みつけるオッパ

え、激コワなんですけど。

深呼吸したオッパが
私の手にある薔薇の花束をみた。

YG「なんで見舞いなのに薔薇なんだよ、
馬鹿なのか？」

『これ、私じゃなくてテヒョンが選んだんですよ』

YG「…は？」

ユンギオッパは顔を青くした。

YG「テヒョン居たのか？ここに」

『先に行ってるって。病室に入って来ませんでしたか？薔薇の花束だけ、入り口に落ちてて、』

YG「…まずいな、」

オッパは顔を両手で隠して、
大きなため息をついた。

YG「くそが」

この人はどうしてこんなに
口が悪いのか。

そしてこの人はどうしてこんなに
怒っているのか。

そしてテヒョンはどこに行ったのか。

.

.

.

この時の私は知らなかった。

.