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63. ページ13

テヒョンとグク、
交互に踊った私たちは、
パーティに出されてる食べ物を
とりあえず、って感じで食べた。

グクが料理を取りに行っている間、
私は隣にいるテヒョンの横顔に
思わず見とれた。

銀色の髪は
シャンデリアの光で
金色にも青にもピンクにも見えた。
グレーのコンタクトは、
コンタクトであるのが
わからないくらい馴染んでいた。
つまり、テヒョンオッパは
とんでもないくらい人間離れした
カッコよすぎる生き物って感じだった。




『テヒョンオッパは、なんで彼女いないの?』

TH「…あはは笑 いきなりそれ?」

『だってそんなにかっこいいのに』

TH「…彼女っていうか、友達もいないよ」

『そうなの?』

TH「カッコいいとかカッコ良くないとか、
正直関係ないと思うな。
俺、色々、普通の人以下だからさ」




なんだ、ただのイケメンの謙遜か。

一体何が普通の人以下なのだろう。
問いただしたかったけど、
オッパはシャンデリアを見上げて、
視線をクルクルと動かした。

その横顔は捉えどころがなくて、
少し不安になる表情だった。



.







.







.

JK「たっ、たすけて、、
女の子の襲撃にあった、、、」

遠くからグク様〜という黄色い歓声が聞こえる。

帰ってきたグクは、
セットしていた髪が乱れていた。

イケメンはイケメンなりの悩みと苦労が
あることを、
私はその時知った。




.

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設定タグ:BTS , オールペン , バンタン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月19日 23時

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