僕達、女の子が苦手です２【BTS】 (ページ9)

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59.JM ページ9

TH「とりあえずお手本が見たいから、
ジミナとAで踊ってよ。
俺横でジミナの真似してるから」

JK「僕もそうする」

『いいね！ジミンやろ！』

JM「…はぁ、わかったよ。
とりあえず、なんかそれっぽい曲かけないと、」

スマホでテキトーに曲を流した。
Aの前に姿勢を正して立つと、
僕の顔をみておかしそうに笑うA

『緊張してるの？ジミン？笑笑』

してるよ
だって
僕女の子と踊ったことないって言ったじゃん

少し震える手で、
Aの背中を支えて、
もう片方の手でAの手を握った。

TH「おおっ！なんかそれっぽい！」

JK「面白いから動画とろ、笑」

正直心臓が爆発しそうだった。
余裕がなくて笑えなかった。
でも、集中しなきゃ。

JM「…A、もっと背筋ピンとさせて」

『…こう？』

JM「そう、顎は引いて。」

『こんな感じ？』

顎を引いてというと、
なんか変な顔になったAに
思わず笑った。

僕、女の子とこの距離でも
笑える人間なんだ、

JM「じゃあ、回って、」

TH「うわぁー！」

JK「ジミンヒョン！
今までかっこいいと思ったことなかったけど
かっこいいです！」

…え？グク今なんて言った？笑

Aの動きは
少しぎこちないけど、
もともとスポーツは出来る方なのかな？
コツを掴むと動きが滑らかになっていく。

曲が終わって、
僕は冗談ぽく紳士みたいにお辞儀をした。

『え、ジミン、最高だよ。
お兄ちゃんじゃなかったら
好きになってたわ』

JM「んなっ！！！やめてよね！そーゆー冗談！」

『えー？ていうかありがとう！なんか当日楽しみになってきた！』

JK「俺の方がジミンヒョンより
上手く踊れるもん」

といじけるグク。

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お兄ちゃんじゃなかったら
好きになってた、か。

くそぉ、
今の言葉録音しておけばよかったなぁ、

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