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VN「実際どうなの?
血は繋がってないわけじゃん?
好きになったりしないの?」
食堂でまぁまぁな大音量でそう聞いてくる
私の友達はやはり自由人である。
『んー、まぁ、オッパだよね』
VN「あんなイケメンなのに好きにならないの?
だってみんなイケメンじゃない?」
『まぁねぇ…』
VN「じゃあ付き合うとしたら誰なの?」
『ええぇ、』
正直、
誰と付き合ってもうまくいくような
気がする。
オッパ達はイケメンであると同時に
性格がねじ曲がってるような人はいないから
…ユンギオッパも口は悪いけど、
その分正直な人だし。
『まぁ、あんま想像つかないかな、」
VN「会ってみたいなー、
Aのお兄さん達に」
ラーメンをすすって、
そんなことを呑気にいうコミュ力お化け。
『だめだよ、オッパ達は天然記念物だから」
なんだそれ、って笑うハンソルの後ろに、
女の子の大群が現れ、
その群れは気のせいか
私達の方に
近づいてくる。
どこで買ったかわからないローブみたいな
日本の羽織みたいなよくわかんない服を着てる
テヒョンオッパと、
よく韓国人アイドルが着るような
どこまで袖長いんですかっていうストライプの
シャツと黒のスキニーを履いた
ジミンオッパがいた。
JM「はじめて
Aのキャンパス来ちゃった、」
来ちゃった、じゃなくて。
ハンソルと私は目を丸くした。
テヒョンだけでさえ凄い人気なのに、
その隣には大学で見かけないイケメンが
いるんだから、
こんなに沢山の取り巻きがいても
納得できる。
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月19日 23時