僕達、女の子が苦手です１【BTS】 (ページ29)

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29.JM 【バイト】ページ29

『ってことでジミンのバイト先で働きたいんだよね』

いつもより早く帰ってきて、
いきなり何を聞かされるかと思えば。

JM「…バイト先なんてほかにもあるでしょ？
なんでうちなの？笑笑」

TH「それは勿論ジミンがいるからじゃん」

僕がいうのも変だけど、
テヒョンと僕の2人部屋に、
堂々とその短いパジャマ姿で入ってくる
神経を疑う。
無用心ってか、危機感がないってか、
まぁ兄妹だから勿論何もないけどさあ！！

僕のベットに勝手に横になるし。
まぁ許すけど。←

『カフェのバイトはしたことあるし、
ジミンの紹介だったら採用してくれそうだし！
絶対上手くやるから、一緒に働こう？』

JM「…なんで家に帰ってもあえるのに、
わざわざバイト先も一緒にならなきゃいけないの？笑笑」

TH「うっわ！ひっど！ジミナァ！
…A、こっち来な！」

スマホでゲームしてるテヒョンが
Aを引っ張って、自分のベットに座らせる。
え、なにその僕を攻める視線はwww

『私はジミンが心配なだけだもん』

JM「だから何回も言ってるけど、
僕は大丈夫だよ？」

『…ジミン～。お願い、バイトさせて？』

...正直7人もお兄ちゃんがいて、
そのうちの僕を心配する理由が
全くわからない。
心配することは他にいくらだって
あるはずなのに。
そんなに僕が大変そうに見えるのかな？
…働いてるジンヒョンやナムジュンヒョンと比べても？

JM「わかったよ、店長に話してみる」

『ほんとに！？』

JM「でも期待しないでね？」

『ありがとう！大好き！』

…大好きなんて簡単に言うなよ、笑
走って自分の部屋に戻るA。
ほんと忙しい奴だなぁ。

テヒョンと2人になった部屋には静寂が戻る。

TH「ジミンの大丈夫は大丈夫じゃないんだよ」

JM「？」

TH「早くそれに気づいてね」

ニッと笑うテヒョン。
気づくって何に？

バイトにダンスの練習、
控えてる発表会とコンクール。

別に無理してる訳じゃない、
ただ早く追いつかなきゃいけないから
努力してるだけなんだ。

ホソクヒョンみたいに、
誰かの心を動かすダンサーに、
僕は1ミリでも近づきたい。
それだけなのに。

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