僕のご主人さま〜Donghae〜Vol,2

もっともっと ページ32

*


今度はヌナの唇の形を確かめるようにしっかりと重ねて
ヌナが逃げないように←細い首の後ろに手を添えて…


ヌナとのキスは、それはそれは甘くて柔らかくてあったかくて…
溶けちゃいそうに幸せで…

時折ヌナの唇から漏れる、声にならない吐息が僕をますます煽るから…

本当は、その小さな唇を割って口の中にお邪魔したい気持ちは山々だけど。


マジで風邪移しちゃうかもしれないし…

今更だけど…そこはぐっと我慢して、重ねるだけのキスに専念して…


もっともっと味わっていたいけど……

食むようなキスをやっと離して耳元で囁く。


「A……」

「ん…」

「好きだよ…」

「私も…んっ！」


ヌナが着てる淡いピンクのニットがゆるゆるですっごいそそるから
無意識に裾から手を入れてヌナの背中に触れた瞬間、ヌナがカチンと固まって
ハッと我に返った。


「……ごめ…ん」

「ドンヘ…？」

「風邪……移すといけないから…今日はここまでで我慢する…ね」


もちろん、風邪引いてるしさ、
でもホントは、風邪引いてても多分出来るけど←

今日はアレだって準備してないし。
そこは大事なところで。

ああ、僕ってホント、紳士だな。
どっかのアホとは大違い←



*

今日のところは→←想像以上

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