招待状 ページ24
数日後。
マネヒョンから渡された封筒。
それは、あるホテルのレセプションパーティーの招待状だった。
「ヒョン、これは？」
「ああ、済州島のホテルの社長、お前も会ったよな。
今度買収したソウルのホテルのリニューアルオープンの招待状だ。
もちろん、行くだろ？」
ヒョンはここ数日俺が元気ない理由を知ってる。
「多分、Aも行くんだろう。
辛いかも知れないけど、その目でしっかりと現実を見て、
乗り越えて欲しいんだ。
きっと、乗り越えたらお前は今以上にいい男になれるよ」
「ヒョン…俺行くよ。笑顔でAに会ってくる」
「うん。よく言った。それでな、同伴者なんだけど…」
「同伴者？」
「ああ、こういう席は大抵女性の同伴者がいるものなんだ」
ああ、と俺は納得したけど、同伴者なんて思い浮かばない。
「えっと…でも俺そういう人は…」
「うん、わかってる。でな、ユナはどうだ？」
「え？ユナ？」
ユナとは、少女時代のユナに他ならない。
「ヒョン…」
「うん。
あの頃はまだかけ出して、あっちもこれからって時だったから
反対されたけど、今はお前もユナも実力、人気とも安定してる。
今なら、もしそういうことになっても事務所的にも反対はしない」
ユナ…
練習生の頃から懐かれて、デビューしてからもいつも一緒に
いるうちになんとなく付き合うようになった。
でも、二人ともデビュー間も無いし、これからって時だったから
事務所から反対されて別れた。
別に、俺はそれでも悲しいとかそんな感情は湧かなかった。
付き合ってるって言っても、どっちかていうとユナに押し切られた
感じだったし、正直メンバーと一緒にいる方が楽しかった。
「でもヒョン…」
「実はもう話してあるんだ」
「え？」
「きっとお前はウンと言わないだろうと思ってな」
確かに、きっとAも来るだろうし、そんな所に一人でいるのは
辛いかもしれない。
俺はユナと一緒に行くことにした。
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さくらこ(プロフ) - 夢奈さん» コメントありがとうございます(*^o^*)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2013年5月28日 6時) (
レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
夢奈(プロフ) - 夢奈はドンへオッパが大好きです＞＜ これからも更新ファイティン＾＾ (2013年5月27日 9時) (レス) id: 9e1e698207 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - marsさん» はじめまして！コメントありがとうございます(*^o^*)完結していますが、そのうち番外編を考えています。また読んでくださると嬉しいです。 (2013年5月27日 9時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
mars(プロフ) - はじめまして！とても切なくてキュンキュンしてます。これからも楽しみにしています。 (2013年5月26日 23時) (レス) id: bd6e1ef7b3 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - さっちゃんさん、コメントありがとうございます（≧∇≦）凄く嬉しいです！これからもよろしくお願いします♪ (2013年2月21日 22時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年2月21日 8時
