最悪の告白 ページ20
「はあっ？もう！さあ早く！」
「ああー、A？はは、Aだー！」
見つけた！俺のAー。
「ちょ、なにして…」
「Aー」
抱きついたら、すぐ後ろが壁で、Aは簡単に俺の腕の中。
「ドンヘ…ちょ、重い…出て…」
「嫌だ」
「なに言っt…んんっ」
俺は夢中でAを引き寄せると、あの時みたいにぷっくりした
可愛い唇を塞いだ。
ああ、この感触、たまらない…もっと欲しい。
甘い、甘いAの唇…
「やめてよ！」
突き飛ばされて、壁で嫌という程肩を打ったけど、
そんなのどうでもよかった。
酔いなんかいっぺんに吹き飛んだ。
夢中で追いかけた。
「A！！」
部屋へ戻ろうとするAの腕を掴むと店を出て、
すぐ横の路地へと連れて行った。ちゃんと話さないと。
「何なのよもう！」
Aは怒りで体が震えてるみたいだ。
「Aごめん…」
「ハッ！ごめん？何言ってんの？何したか、わかってる？」
「わかってる…」
「なんで？」
それには答えず、俺は聞いた。
「A、プロポーズされたの？」
「え！？」
Aの顔から、血の気が引いて行くような気がした。
「プロポーズされたんだろ？あのヒョンとかなんとかいう社長に。」
「何で知って…そ、そんなのあんたに関係ないじゃん」
「…ぁ…さ…」
「え？」
「あるさ！俺は…」
「もういい！聞きたくない！」
Aは両手で耳を抑えて後ろを向いた。
俺は、弾かれるように後ろからAを抱きしめた。
「はなして…っ！」
「A、聞いて！」
「いやだ！離してっっ…」
Aは必死でもがいて逃げようとするけど、俺は男だ。
日頃から鍛えてるんだから、そう簡単には離してやれない。
グッと抱きつくと大好きなAの髪の匂いが鼻をくすぐる。
「ちゃんと聞いてくれるまで離さない！」
「…き、聞きたくない」
「チョアヘ…」
ああ、なんて最悪の告白…でも、あとには引けない。
好きだ…言葉にしてしまうと、俺の中の何かが弾けた。
ずっとずっと、心の奥に仕舞い込んでた本当の気持ち。
気づかないふりして、生温い関係にあぐらをかいてた俺。
好きって気持ちが溢れ出して、もう止められない。
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さくらこ(プロフ) - 夢奈さん» コメントありがとうございます(*^o^*)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします♪ (2013年5月28日 6時) (
レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
夢奈(プロフ) - 夢奈はドンへオッパが大好きです＞＜ これからも更新ファイティン＾＾ (2013年5月27日 9時) (レス) id: 9e1e698207 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - marsさん» はじめまして！コメントありがとうございます(*^o^*)完結していますが、そのうち番外編を考えています。また読んでくださると嬉しいです。 (2013年5月27日 9時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
mars(プロフ) - はじめまして！とても切なくてキュンキュンしてます。これからも楽しみにしています。 (2013年5月26日 23時) (レス) id: bd6e1ef7b3 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - さっちゃんさん、コメントありがとうございます（≧∇≦）凄く嬉しいです！これからもよろしくお願いします♪ (2013年2月21日 22時) (レス) id: a388da78b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2013年2月21日 8時
