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136話 ページ37

「そうだなァ、もし行くならあの方のところかな」
『よしきた猗窩座さんとこ行ってくる』
「話聞いてたかい?」

童磨は苦笑いする。
話は聞いた上で決めました。

「まあ危なくないならいいよ。ところで何しに行くの?」
『内緒だってば!』
「本当に浮気はだめだよ」
『うるせ〜〜〜急に心配性になるんじゃねえ!』
「これでも心配してるのになぁ」

童磨はそう言って眉を下げ頬を掻いた。
と思えばぽん、と手を叩く。

「そうだ!猗窩座殿もAには変な気起こすわけないよね!」
『あ?どういう意味だこら浮気すっぞ』

童磨はそれを聞いてにっこり笑う。

「する気もないし出来ないくせに!」

あはは、とさらに笑い私を煽った。
そのとおりなので何も言えない。くそ。嵌めやがった。

『もう決めた決めました腹たったので私10日くらい帰りませ〜〜〜〜んさよなら!!』

私はそうして童磨の部屋を出た。
ちらっと見た童磨が余裕そうに笑っているのが癪に触る。このやろう。

私は適当に着替えと簪と菓子折りを風呂敷に包み、羽織をかけ部屋を出た。

『童磨いいの!?私行くからね!!』
「はいはい分かった分かった、行ってらっしゃい。キスはいらない?」
『いらねーよばーーーか!!!いってきます!!』

私はわざわざ玄関にいた童磨へのにやつきを抑えながら寺院をあとにした。

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むるち(プロフ) - メグさん» 2年越しのお返事で申し訳ありません。応援ありがとうございます。よろしければ今後もお付き合い頂けますと幸いです。 (12月11日 13時) (レス) id: 5314d67d38 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - 初めまして。小説楽しく拝見させて頂きました。童磨好きなので、更新楽しみにしています。頑張って下さいね。 (2021年1月4日 17時) (レス) id: b24a442a0d (このIDを非表示/違反報告)
むるち(プロフ) - ぱふぇさん» コメントありがとうございます。童磨の格好良さに気づいて頂けて良かったです!ぱふぇ様のコメントを見て久々に更新致しました。これからもゆっくりではありますが更新していこうと思いますのでお付き合い頂けますと幸いです。 (2021年1月2日 11時) (レス) id: 3098e1ffea (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ - すごく面白いです!童磨ってこんなに格好良かったんだ…!まじ最高☆更新待ってますね〜o(^-^)o (2020年10月5日 21時) (レス) id: 00337bf9fd (このIDを非表示/違反報告)
むるち(プロフ) - 抹茶さん» 返信遅くなり申し訳ありません。すごく嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年6月19日 22時) (レス) id: 3098e1ffea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むるち | 作成日時:2020年1月11日 23時

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