130話 ページ31
すぐに運ばれてきたご飯。
食べやすい卵がゆとわかめの味噌汁だった。
「作りたてだから熱いよ」
『えっ私が起きる時間予知してたの?』
天才じゃんその信者。
童磨の言った通りお粥も味噌汁も作りたてで、まだ湯気がもくもくとたっていた。
「ふーふーしてから食べるんだぜ。ふーって」
『あの、知ってます。バカにしてます?』
「ちょっとね」
楽しそうに笑う童磨。
絶対今度ぶっ飛ばそうと心に決めた。
いただきます、と手を合わせてお粥を口に運んだ。
猫舌なのは自負してるので言われた通りふーふーする。
頃合かな、と口に放ればほのかな塩味が口に広がった。
『おいしい!』
私がそう言えば、童磨は良かった、と頬を緩ませた。
すごく嬉しそうだ。
『え〜〜〜んこれおかわりあります???』
「あとお茶碗半分くらいなら残ってるぜ」
『やだ全部食べる……』
「昼もこれ食べるかい?」
『食べる!!!梅がゆがいい!!!』
わがままだなあ、といいつつ童磨は了解した。
やった〜〜お昼も食べられるぅ!
『これほんとに美味しいよ!童磨も食べない?』
「遠慮しておくよ。俺はもうおなかいっぱいだから」
……あ〜〜(察し)
『美味しかった……?』
「もちろん。美味しいぜ」
うん、鬼だもんな。
童磨は幸せそうな笑顔を浮かべていた。
830人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むるち(プロフ) - メグさん» 2年越しのお返事で申し訳ありません。応援ありがとうございます。よろしければ今後もお付き合い頂けますと幸いです。 (12月11日 13時) (レス) id: 5314d67d38 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - 初めまして。小説楽しく拝見させて頂きました。童磨好きなので、更新楽しみにしています。頑張って下さいね。 (2021年1月4日 17時) (レス) id: b24a442a0d (このIDを非表示/違反報告)
むるち(プロフ) - ぱふぇさん» コメントありがとうございます。童磨の格好良さに気づいて頂けて良かったです!ぱふぇ様のコメントを見て久々に更新致しました。これからもゆっくりではありますが更新していこうと思いますのでお付き合い頂けますと幸いです。 (2021年1月2日 11時) (レス) id: 3098e1ffea (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ - すごく面白いです!童磨ってこんなに格好良かったんだ…!まじ最高☆更新待ってますね〜o(^-^)o (2020年10月5日 21時) (レス) id: 00337bf9fd (このIDを非表示/違反報告)
むるち(プロフ) - 抹茶さん» 返信遅くなり申し訳ありません。すごく嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年6月19日 22時) (レス) id: 3098e1ffea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むるち | 作成日時:2020年1月11日 23時