110話 ページ11
目が覚めたら昼だった。
正直今日1日寝ていられる。
もう隣に童磨の姿はなかった。
あれ、少女漫画とかなら隣に彼氏がいて
「寝顔みてたの…!?」「可愛かったよ」ってなるのにな。世の中非情だな。
とりあえず風呂に入らなくては。
こんな布団の中はあんまりだ。
そう思って立ち上がろうとする。
…………………立ち上がれない。
どういうことだ??
腰が抜けてる??うわ腰痛い。
困った、大ピンチである。
ていうか私は今服を着ていない。
そもそも歩いていい格好じゃなかった。
え?体合わせるだけでこんな大変なの?
ごめんめっちゃ舐めてた…反省します…。
鬼の力を持ってしても腰の痛みは回復しないことも学習した。辛い。
『うえ〜ん誰か…』
私が独り言のように呟くと、部屋の扉が開いた。
「おや、まだいたのかい」
『それが立てねぇんだよ』
童磨は目をぱちくりさせた。
「女ってやつは大変だね」
私は激しく同意した。
女に生まれたくなかった。つら。
『もう早く風呂行きたい…』
「俺が抱えていってあげようか!」
私は悩みに悩んだ結果運んでもらうことにした。
『…不服である』
「なんで?俺彼氏だよ?」
だって気に食わないものはしょうがない。
830人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むるち(プロフ) - メグさん» 2年越しのお返事で申し訳ありません。応援ありがとうございます。よろしければ今後もお付き合い頂けますと幸いです。 (12月11日 13時) (レス) id: 5314d67d38 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - 初めまして。小説楽しく拝見させて頂きました。童磨好きなので、更新楽しみにしています。頑張って下さいね。 (2021年1月4日 17時) (レス) id: b24a442a0d (このIDを非表示/違反報告)
むるち(プロフ) - ぱふぇさん» コメントありがとうございます。童磨の格好良さに気づいて頂けて良かったです!ぱふぇ様のコメントを見て久々に更新致しました。これからもゆっくりではありますが更新していこうと思いますのでお付き合い頂けますと幸いです。 (2021年1月2日 11時) (レス) id: 3098e1ffea (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ - すごく面白いです!童磨ってこんなに格好良かったんだ…!まじ最高☆更新待ってますね〜o(^-^)o (2020年10月5日 21時) (レス) id: 00337bf9fd (このIDを非表示/違反報告)
むるち(プロフ) - 抹茶さん» 返信遅くなり申し訳ありません。すごく嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年6月19日 22時) (レス) id: 3098e1ffea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むるち | 作成日時:2020年1月11日 23時