図書隊girl ３

噂はすぐに広まります。 ページ6

柴「ねぇ笠原」

郁「……どうしたのよ」


いつもならお風呂済ませた後、せっせと顔のお手入れしてる柴崎が真剣な顔で話しかけてきた




柴「Aに彼氏が出来たって本当なの？」


郁「えぇぇぇえええ??!!」


柴「その反応は知らなかったようね」


郁「え?! Aに?! 聞いてないよ〜」


柴「噂になってるのよ。昨日の堂上班の公休にAが男と出かけたってね」


郁「その男だれ?! 」


柴「わかんないのよそれが、ただよく図書館に来ててAにもよく話しかけてた奴みたい」


郁「うそっ、あたし見たことない」


柴「 はっ、そこらのアホがあたしの大事な娘と付き合おうなんざあたしが許さないわ」


郁「怖いわ！ていうかいつからAがあんたの娘になったのよ！」


柴「何よー。あんなに可愛い娘、笠原は欲しくないわけ？」


郁「娘は考えずらいけど、妹でなら欲しい」


柴「結局あんたもあたしと一緒ね。ていうか小牧教官は何してんのかしらこの緊急事態に」


郁「小牧教官の事だから、"相田さんが誰と付き合おうと俺には口出しする権利はないよ"
とか言ってそぉー」


柴「ほんとこれだからタヌキは」

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