図書隊girl ３

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〜 終業後、事務所


『ねぇねぇ郁ちゃん
今日2人の部屋に行ってもいい？』

郁「もちろんよ！Aならいつでも大歓迎！」

『あと良かったら外でご飯しない？
今日の事さ、あさちゃん周りが盛り上がったから
断れなかったんじゃないかなって思うの。』


だから食堂は嫌かなった思ったんだけど…。
そういうAは心底、柴崎の事を心配しているらしい。


郁「私もそう思った。
明日確か柴崎も公休だし誘ってみよ！」


笠原の机で集まり今夜の予定を決めていると、
業務が終わったのか教官2人がやってくる。


小「相田さん、外でご飯するの？」

『はい！』

小「遅くなると思うから帰り連絡して？迎えに行くから」

『えぇ、そんな大丈夫ですよ？
そんな遠くまでは行かないつもりですから』

小「俺が行きたいの。連絡してくれる？」

『…わかりました…。すみません。』



まだ事務所だというのに2人の甘々な雰囲気が出まくり
笠原は2人の空間から逃れるように机から離れた



郁「まだ小牧教官の彼氏バージョン慣れてないんだけど…」

手「でもあんまり変わってなくないか？」



前から過保護だというこの同僚と、隣で頷いている
上官は朴念仁だから言っても無駄だと思い出した


郁「あーわかってくれる柴崎に会いたい！！」




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柴崎に今夜の予定を聞くと空いているというので
計画通り女子3人で飲みに行くことにした


柴「A大丈夫なのー？
あんたの彼氏に何か言われたんじゃない？」

夜遅くなる飲みなんて彼氏心配よねぇ、と柴崎は呟く


『そんな心配はしてないと思うよ？
私そこら辺の男の人より強いもん大丈夫』


郁「でも遅くなると思うからって小牧教官言ってたじゃ
ない、十分心配してるよ
じゃなきゃ迎えに来ようとしないって」


『いやいやそうじゃなくて小牧教官が前に言ってたけど
…あー、いや何でもない…』


不自然に言葉を切って誤魔化した様子のAだか、
今夜は柴崎もいるのだ。すかさず


柴「うんうんなるほど。小牧教官に業務時間外にも会える
から嬉しいとでも言われたのね」


『なっ！！！/////』


郁「きゃ〜！！小牧教官ってそんなこと言っちゃうん
だ！！彼氏バージョンやばいっ！！」


『なに彼氏バージョンって！！
あさちゃん察したなら言わないで！！』

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