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柴崎side
「昼休みって何時からですか?」
探りとは言えない直球の質問に同僚の女子たちが
きゃっきゃとはしゃぐ
誰も行くっていってないっつーの。
そんな事を内心思いながらもあっという間に送り出されてしまった
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食後のコーヒーを啜っている朝比奈は何度かレファレンスをした程度で、顔見知りの利用者という位置づけだった
だからこの様に誘われるのは完全に予想外
朝「迷惑でしたか?」
柴「いいえ、ただ戻ったら冷やかされるかなって」
そもそも奥の方ではあるが店内に笠原と手塚が私たちを見に来ているし、戻ったら問い詰められるのは目に見えている
朝比奈はレファレンス時「焚書」、つまり図書館問題について調べていたようだった
間が持たないし特に個人的な話をするつもりはないから、あくまで営業、一図書館職員として話をした
朝「また色々教えて頂けますか?
図書館に勤めている知人が他にいないもので」
柴「私で良ければ」
やられた、知人という位置づけをされ且つ「時間がある時でいいですから」なんて言われたら返答の選択余地なんか他にない
受け取って欲しいとのことだった名刺を貰うだけもらい朝比奈と別れた
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郁side
『あ!郁ちゃん!どこに行ってたの??』
大変な事が起こったんだよ!と興奮気味にAに
言われるが生憎、手塚と相手の顔を見に行ってきた
と伝える。
『え?!なんで!なんで私も誘ってくれないのぉ…』
郁「ごめんごめん!
噂聞いてお昼そのまま出ちゃったのよ」
『そうなんだね…。
相手変な人じゃなかった?あさちゃん大丈夫だった?』
郁「なんか爽やかそうな人だったなー
あ、でも柴崎は鉄壁の営業スマイルだった!」笑
手「どちらかと言うと俺たちの方が変な人に思われそう
だった、だから辞めようって言っただろ」
郁「そんなこといって手塚だって気になってる癖に!」
堂「おいお前ら、休憩もう終わるぞ!!」
『業務後、聞きに行かなきゃ。
変なやつだったら私がぶっ飛ばす!!』
郁「そうだね!そうしよ!」
遅れてやってきた堂上教官に気づかず、
つい騒ぎ続けてしまうと堂上教官から更に怒りの声が
飛んでくる。
堂「笠原相田、話聞いてんのか!!!」
『今日も怖い!!』
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奏叶(プロフ) - 初めまして!この小説すごく好きです! (2018年10月17日 16時) (レス) id: 26e0578516 (このIDを非表示/違反報告)
Mush(プロフ) - はっつさん» 読んでくださりありがとうございます!面白いと感じていただけたようで感激です(*´ω`*)小牧教官大好き人間としてもっとかっこいい姿を書けるように頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2016年11月1日 12時) (レス) id: 425e3924df (このIDを非表示/違反報告)
Mush(プロフ) - きむてぃさん» 読んでくださりありがとうございます!きむてぃさんにかっこいいと言っていただける教官を出していけるよう頑張ります(^^) (2016年11月1日 12時) (レス) id: 425e3924df (このIDを非表示/違反報告)
はっつ(プロフ) - こんにちは、最近このお話を発見して、面白く読ませていただきました!やっぱり、図書館戦争のみなさんかっこいいですよね(≧∇≦)小牧教官大好きなので、続き楽しみに待ってます。更新頑張ってください! (2016年7月17日 16時) (レス) id: 8399969685 (このIDを非表示/違反報告)
きむてぃ - ハマります!理想の教官!かっこいいです (2016年6月6日 22時) (レス) id: 0dffe8e07d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mush | 作成日時:2016年3月28日 8時