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小牧side


事務所で相田さんと2人きり


今日、相田さんからのバレンタインを期待してなかったと言えば嘘になる
がっかりしたのが顔に出ていて
堂上には気を使わせたのかもしれない


小「俺も緩くなったのかなぁ…」





『小牧教官、日誌終わりました!』

小「了解、確認するね」


相変わらず綺麗な字で書かれた相田さんの日誌は
よくできていた
こういう所も好きだなと思ってしまうあたり
相当惚れ込んでしまっているみたいだ


小「うん、問題ないね。お疲れ様」


『あ、あのっ…』

少しだけでも2人きりでいれてよかった
暗くならないうちに寮に送らないとな、
なんて考えていたら相田さんから声をかけられる


小「ん?どうしたの?」


椅子に座っていると相田さんを見上げる位置になる
下からの角度でも綺麗だな…、なんて


『うぅ、』

何故が緊張したように唸り出す彼女


小「大丈夫、落ち着いて?」


何か言いたそうな相田さんの手をそっと包み込む


チュッ


小「っ////?!」


相田さんの唇がそっと俺の唇に触れた


『…ッッ』

小「ちょっと待って…!」


咄嗟に相田さんの手を包んでいた手に力を込める
逃げようとするを阻止し、そのまま相田さんを腕の中に閉じ込め抱きしめる


小「…どうしたの、びっくりした
でも…、すごい嬉しいよ…」

『嬉しい…ですか…?』

小「うん、すごい嬉しい
ただどうしてって聞くのもおかしいけど…」


相田さんはどちらかというと奥手だ
だからこそ嬉しい訳ではあるが…


『バレンタインのプレゼント、です』


小「バレンタイン…、考えてくれてたんだ?
ありがとう、最高のプレゼントだよ」


今までのバレンタインで一番のプレゼントだ
顔が緩むのを抑えきれない


小「はぁ、帰したくないな…」

『?、小牧教官?』

小「ふふ、何でもないよ
本当に今日はありがとう、帰ろうか?」


名残惜しいけどお姉さん方も待ってるだろうし
ちゃんと帰さないとね?









恥ずかしがる相田さんを無視して、
寮まで手を繋いで歩く



他の奴に見られたっていい
むしろ俺のだって事を見せびらかしたい、
そんな気分だ

.→←バレンタイン



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奏叶(プロフ) - 初めまして!この小説すごく好きです! (2018年10月17日 16時) (レス) id: 26e0578516 (このIDを非表示/違反報告)
Mush(プロフ) - はっつさん» 読んでくださりありがとうございます!面白いと感じていただけたようで感激です(*´ω`*)小牧教官大好き人間としてもっとかっこいい姿を書けるように頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2016年11月1日 12時) (レス) id: 425e3924df (このIDを非表示/違反報告)
Mush(プロフ) - きむてぃさん» 読んでくださりありがとうございます!きむてぃさんにかっこいいと言っていただける教官を出していけるよう頑張ります(^^) (2016年11月1日 12時) (レス) id: 425e3924df (このIDを非表示/違反報告)
はっつ(プロフ) - こんにちは、最近このお話を発見して、面白く読ませていただきました!やっぱり、図書館戦争のみなさんかっこいいですよね(≧∇≦)小牧教官大好きなので、続き楽しみに待ってます。更新頑張ってください! (2016年7月17日 16時) (レス) id: 8399969685 (このIDを非表示/違反報告)
きむてぃ - ハマります!理想の教官!かっこいいです (2016年6月6日 22時) (レス) id: 0dffe8e07d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mush | 作成日時:2016年3月28日 8時

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