図書隊girl ３

バレンタイン ページ40

小牧教官は普通に見えるけど
チョコ渡さなかったのやっぱり良くなかったかな
でも麻ちゃんの提案はなぁー

格闘技訓練で相手と組んでいる最中に
ふとそんな事を考えていた

今日の相手は光君
考え事をしていれる相手ではなかった

ダンっ

『ぅっ、いったぁ』

手「すまん、やり過ぎたか……？」

『ははっ大丈夫。なんかぼーっとしてた』


堂「お前何してんだ、受け身も取れないなんて」

投げられたにしろ受け身も取れなかった為
背中から落ちた
他で防衛部員の訓練を見ていた小牧教官が飛んでくる

小「相田さん！怪我は？」

『すみません、全然大丈夫ですから』


背中は痛いけど小牧教官に心配かけたくない

堂「午後はこれで終わりだ。着替えて事務所な」



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1日の終わりに日誌を書かなきゃいけないけど、
バレンタインの事を考えてしまって進まないよ〜


郁「堂上教官、お願いします！」

光君はとうの昔に終わって帰っていったし、とうとう郁ちゃんまで書き終わったみたい


堂「相田、」

『あ、はい。 すみません、すぐ書きます』

堂「いや、実は…俺は早めに出なくちゃいけない用
事があってな」

『え、珍しいですね！！デートですか？！』

堂「違うわ！
いやそういう事じゃなくてな、日誌の提出は小
牧に頼むってことだ」

『え…、いやぁ今日はすっごく堂上教官に見てもらいたい気分だなって思っててですね…』

堂「なんだその気分は…、お、小牧戻ったか」

『あ…』


小「お疲れ様」


倉庫に行っていた小牧教官が戻ってきた
てことは、堂上教官帰るの？？！！


堂「すまんが後は頼む。」

小「あぁ予定あるんだっけ？デート？」

堂「なっ、お前らは揃いも揃ってうるさいぞ！」





小「相田さんもデートって聞いたの？笑」

『そうなんです！珍しいなって思って笑』



堂上教官が帰って2人になったことに気づく


『あ、すみません。すぐに日誌終わらせます』

小「焦らなくて大丈夫だよ」

そう言った小牧教官は頭をぽんぽんしてくれた




『/////』



たったそれだけの事で顔が熱くなる

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