図書隊girl ３

ちっちゃい子コンビ ページ35

やっとこさ、いつもの日常が戻ってきました。


今日は館内警備
ペアは堂上教官と私
小牧教官と郁ちゃんと光くん


堂「あれから体調は大丈夫か？」

『すっごい元気です。もちろん無理もしてません』


ちっちゃい子コンビです。
殺されるので死んでも言わないけど



『教官、午後も閲覧室巡回でしたっけ』


堂「いや、防衛部と合同訓練……だ、相田」

『はい、あの男性ですね……』


結構ガタイのいいお兄さんが図書をトイレに
持ち込んだ様だった


『小牧教官たちに連絡しますか？』

堂「……」

『教官？』

堂「あっ、あぁ無線いれとけ」

『了解しました。』


堂上教官の意識が一瞬とんだ。大丈夫かな





『お兄さん、ちょっとお話いいですか？』

「っ……！？くそｯｯ」


バンッ

『いっ…て』


何が起こったのか分からなかった
分からなかったが、タックルされたと
壊れた個室のドアを見てわかった


堂「相田ｯｯ！！！ぐっ」


あの堂上教官でさえ吹っ飛ばられていた
しかし、格闘技はやってないっぽい

『ラグビーでもやってんのかよｯ！』


自分の最大限の力で回し蹴りをした

『あれっ、』

かなりいい当たりしたんだけどな
逆にこちらが吹っ飛ばされる
まずいのはそろそろ逃げられそうって事


堂「大人しくしろぉぉ！」


ボキッ
嫌な音がする、骨が外れる音

「ゔぁぁぁぁあああ！！！！」


堂「相田……生きてるか」

『何とか……、教官は死にました？』


堂「死んどらんわ！
とりあえず、こいつ連行するぞ」


ぐっと男を引き上げた、が

「いてぇぇぇえああああ」

『外れた方の肩だったか、せいぜい痛がっとけ』


堂「と、言うか手錠もかけれんこの状態では連行できんな…」

『応援呼びますね』



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『人が集まってきたみたいですね…』


「すみませんが、ここのトイレは使用禁止とさせて頂きます！下がってくださーい！」


堂「笠原か……」



小「A！！！」


小牧教官と手塚が飛び込んできた

手「大人しくしろ！」


後ろ手に手錠をかけようとするが、
肩の脱臼の痛みで暴れ出す


『あー光くん、教官が肩外したんだー』

堂「お前、その言い方はないだろ
お互い吹っ飛ばされたんだから」


『私はっ「2人とも」……』

小「２人とも、ここは目立つ。移動するよ」


『了解しました。』



あんなにドア壊れる程、飛ばされたのかー
私も堂上教官も背中が痛いはずだ

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