図書隊girl ３

初居酒屋、二次会 ページ3

小牧side


随分な意気込みをしていた笠原さんは、個室の壁にもたれ掛かって寝てしまい
堂上は笠原さんを連れて寮に帰っていった
今は二次会に突入している



小「笠原さん見事に潰れちゃったね」笑

『あははっ、しかもカクテル1杯でー』笑

手「何で飲める量も知らないんだ」

小「成人したからと言って飲まない女性もいるでしょ。俺達男はよく飲むけど。」

『郁ちゃんは女子の飲み会もほとんど参加してないって麻ちゃんが言ってましたー
それに郁ちゃんがぁ飲んだカクテル意外に度が強かったですしー』



手「Aは飲めるのか？」

『うん、弱くないと思うよー』

手「まだ20歳なのにそんな飲んでるのか？」

『20歳と言わず、昔から飲んでるしー』

手「え？元警察じゃないのか？」

『家の中じゃ飲んでても気付かれませんー！
それにアメリカではお酒は21歳からなんで、今戻ってもわたしoutでーす』

小「ははっ、悪い子だったんだね」



『悪い子は……嫌いですか…………？』



小「え？」


『ん……すぅー……』

手「あれ、寝てますね。A」


進「なんだ相田も寝落ちしたのか」

手「本人は弱くないって言ってたんですが」

緒「さっき隊長たちと飲み比べしてたから、相当な量飲んでると思うが……」

手「うわっ、隊長と飲み比べって……」

進「良くさっきまで意識保てたな」笑


緒「小牧……？おい、小牧」

小「え？あ、はい」

進「何だお前までギブかー？」笑




"悪い子"と言う言葉は冗談のつもりだった
話しの流れ的にそうだったし、傷つけるような事はなかったはず


"悪い子は……嫌いですか？"


どういう意味何だろうか
それに動揺した自分もどうしたんだ




小「はぁ……」

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