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あ《制圧完了。今から撃つからどっか隠れてて》
な《俺は兄貴の後ろにいるわ》
天《僕は未だに自分の役割がわかってなくて恐怖に晒されてるんだけど?》
それか4・5発、ライフルの音が聞こえた
3秒ほど待ってまふに合図を送り、偽の音源を流させた
《こちら、敵を2人撃破。残り1人は頼む》
少し間を開けたあとに返事が返ってきた
《了解。煙幕が晴れるまでその場で待機せよ》
《了解した》
なかなかに上出来だ
これで騙されてくれればいいんだが
ま「こんなあっさり上手くいくかなぁ・・・・」
さてそこで、俺はカバンからある袋を出した
そう
『血糊袋〜(小声)』
ま「まさかのドラえ●ん」
一応的には2人殺したってことにしてるから、俺とまふが血糊を被って地面に寝転がるぜ☆
ま「彼はどうするの?」
『彼って翔太のことか?』
ま「うん」
あいつはぁ
お・と・り♡
逃げ回って接近戦闘員を1人おびき寄せる
走ることだけならできるだろ
『つーことで翔太、俺のところまで敵を1人連れてこい』
天「どういうことでだよ!!バカヤロウ!!」
それでもきちんと逃げ回りながら俺のところまで誘導できてるじゃんか
ちょうどかなりの身長を持つ大男が俺の上をまたごうとした時に首元に足をひっかけて頭から地面にぶつけるようにして相手を回転させたところ
見事に一撃で倒せた
ま「・・・・すご」
あ《あーあー、こちら荒木》
ま「あっはい!」
あ《・・・・制圧完了。ついでに司令官も拘束した》
おーおー
俺の従業員はみんな優秀だなぁ
ま「ほんとに・・・・倒しちゃった・・・・」
『さ、とっととお前の相方拾って来い。俺はその間にポリに連絡しとくわぁ』
俺らは銃で襲ってきた奴ら制圧したし、コイツら2人に関しては顔なんてバレてねぇから特に問題にはならないだろ
そうして、殴り込みに来たはずがいつの間にやら仲間として共闘してたって話は終わり
金なんて1ミリも発生しなかった・・・・
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作者名:國河快晴 | 作成日時:2022年4月9日 17時