トリカブトの誓い【オリオンの刻印】 (ページ5)

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第4章ページ5

日本を飛びたってから、数週間後・・・

私は夏未ちゃんとロシアで、選手やオリオン財団などの情報を順調に集めていた。

夏未ちゃんとはすっかり仲良くなり、お互いに敬語なしでAちゃん、夏未ちゃんと呼び会うようになった。

オリオン財団の事を調べているとあることを見つけた。

オリオン財団がイナズマジャパンの為に日本で壮行会をひらくらしいのだ。

これは、何かオリオン財団の事を知ることができるかもしれないと思い、壮行会に行くために夏未ちゃんに相談してみることにした。

A「夏未ちゃん、あのねオリオン財団がイナズマジャパンの為に日本で壮行会をひらくらしいの。それでね、何かオリオン財団の事が分かるんじゃないかなって思ってね、壮行会に参加したいんだけど、いいかな？」

夏未ちゃんは、少し考えるそぶりを見せると、

夏「…それで、何か分かるんだったらいいんじゃない？イナズマジャパンの皆さんにも挨拶が出来るいい機械だと私は思うわよ。」

と言ってくれた。私はパッと顔を明るくさせて、

A「本当！じゃあ私、壮行会に行くね！…あっ、監督に連絡しておいた方が良いよね。」

私は、急いで日本に行く準備をしながら監督に[壮行会に参加します。]と連絡しておいた。

すると、しばらくして監督から、
[そうですか～。それでは、貴方の為にドレスなどを用意しておきますね♪会えるのを楽しみにしていますよ～♪]
と返信がきた。

私は、返信を確認した後急いで空港に行き、飛行機に飛び乗った。

一方、その頃日本のイナズマジャパンの宿舎では・・・

趙「みなさ～ん、どうやら壮行会に噂の特別枠選手が来てくれるそうですよ～♪」

稲「えっ！監督が凄い特別な選手だって言っている人が来るんですか！」

趙「はい♪」

野「“噂の特別枠選手”か、一体どんな選手なんだろうね…」