第21章 ページ22
円「どうしたんだ？明日人、」
稲「A世宇子中なんだって！」
豪「それは意外だな。」
吹「じゃあアフロディーとも知り合いなの？」
A「は、はい。アフロディーさんとは色々と仲良くさせてもらってます。」
つくし「へぇー！あのアフロディーさんと仲良しなんていいね！」
A「そ、そうかな？」
つくし「そうだよ！だってアフロディーさん凄く人気の人じゃん！」
A「えっ、そうなの？」
正直言ってアフロディーさんが人気者だとは知らなかった。いつもアフロディーさんから近ずいてくるからだ。
つくし「知らなかったの？」
A「うん、初めて知った。」
つくし「えー！」
そんなこんなで皆から色々質問されていると、あっという間に宿舎に着いた。
バスから降りて私はミーティングルームに向かった。
ミーティングルームには監督がマッサージチェアに座ってくつろぎながら皆を待っていた。しばらく経ってみんなが集まると監督は話し始めた。
趙「明日からはいよいよスペイン戦に向けての練習を始めます。一段と気を引き締めて…あぁ、そこ、そこですそこ！」
A「監督、監督こそ気を引き締めてもらわないと困ります。」
私が少し冷たく言うと、監督はサッとマッサージチェアから降りた。
趙「で、皆さんの力になってくれる頼もしい助っ人が二人合流してくれます♪」
嬉しい話をしている途中だというのに、子分君が監督のところに近寄ってコソコソと何か話した。そしてその話を聞いた監督は一瞬困った顔をしたが、直ぐにいつものニヤニヤした顔に戻るとこう言った。
趙「まぁ、そのうちの一人を紹介します。どうぞぉ♪」
すると、子分君が「じゃじゃーん♪」と言って男の人を連れて来た。
男の人は爽やかにニコッと笑いながら自己紹介を始めた。
析「皆、初めまして僕は析谷 共有。イナズマジャパンのフィジカルトレーナーになりました。精一杯頑張るからよろしくね☆」
岩「爽やかゴスー♡」
万「フィジカルトレーナー？」
趙「体の構造を踏まえた特訓メニューを組み立て、皆さんをサポートしてくれるんですよ。リハビリ中の豪炎寺君の足もきちんとケアしてくれますからねぇ。」
析「大丈夫、できることをしっかりやっていくから。」
豪「お願いします。」
趙「それから、これまで特訓といえば私がやってきましたが明日からは析谷君にやってもらいます♪」
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作者名：にじいろくまくん | 作成日時：2019年4月2日 20時
