先生とJKの日常 (ページ20)

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十九話。ページ20

眉間にシワよってる

しんどいんだろうなって、どうしたら先生の役に立てる？

『…』

二宮「……」

『…っ///』

寝てると思わなかった

いや寝ててよかったんだけども …あれ？どうしたらいいんだ

よし、自分も飲んで寝よう

そして忘れよう

ｶﾞﾘｯ…

二宮「ギリギリ10時前についたな

お前まで寝てどうすんのよ」

『ごめんなさい…

サプリ飲んだら眠くなっちゃって』

二宮「なんでお前が飲んでるの？」

『なんとなく

それより少しは寝られたの？』

二宮「うん、まだボーっとするけど」

『ならよかった

じゃあここで、送ってくれてありがとう』

気づかれてなくてよかった

『…あ、あれ…』

二宮「どーしたの」

『あ、ううんなんでもない大丈夫』

二宮「そ、じゃあまた明日」

『はい』

『…はぁ寒い

近くのホテル行こうかな、でも今から動いて警察に見つかっても嫌だし』

学校にカギ忘れてくるなんて最悪…

『困ったなー』

二宮「ほんと困ったよね」

『えっ!?先生!!』

二宮「ほんと全然素直になってくれなくて困ってる」

『何の話ですか』

二宮「えー何って、カギないって気づいたんなら素直に言ってくれればいいのにさ

こんな寒空の下、一晩も外で過ごすつもり？」

『……』

二宮「なんでもお見通しだよJK」

『ニノちゃんに言ったところでどうしようもないし』

二宮「なんで？うち来ればいいじゃん」

『いや、それはさすがに…

ってニノちゃんカバンっていつも持ってなかったけ？』

二宮「…俺も家入れないじゃん」

『どうしよっか…』