先生とJKの日常 (ページ15)

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十四話。ページ15

二宮「…ねぇJK、あいつとはできるだけ関わらないでほしいんだけど」

『なんで？』

二宮「あいつは俺と同じニオイがする

毛先の遊ばせ方がチャラいってことを物語ってるじゃん」

『そんな心配いらないと思うけど』

二宮「あのねぇ…

それは君がいい人すぎるからだよ」

『えっちょっ…』

ﾄﾞｻｯ

二宮「ただの俺のわがままで悪いんだけどあいつには近づかないでほしい

他の男に触らせるくらいなら俺が…

お願いだから俺と一緒に死んでくれない」

『あの…』

二宮「やっぱり役降りたら？君のやる気は無下にはしたくないけどさ

それか俺が役変わればいいと思わない？」

生田くんと女装したニノちゃん…

『いいと思います』

二宮「違うよ

恐ろしいこと考えないで

話の流れ的に生田と交代に決まってんでしょ、交渉してくるわ」

『ちょっと本気なの』

二宮「言ってみなきゃ分かんないからねー」

生田「あ、ニノちゃん片してきてあげたよ

つーわけでもう邪魔するなよ」

二宮「なに、お前あいつ狙ってんの？」

生田「まーね、じゃなきゃ主役なんてとっくに降りてるって

てか、ニノちゃん知ってる？

天野さんって肌さらさらだよ、よく見たら可愛いしスタイル悪くねーし

もっと明るければモテんのにね」

二宮「…知ってるよ」

生田「え？」

二宮「お前にしてはセンスいいんじゃないの

でも、落とせるもんなら落としてみろよ」

生田「…っ」