トリップした先は喫茶ポアロ!? 2

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蘭「Aさん」


『蘭ちゃん …ゴメン、電話結構長くなっちゃったから先に戻ってきちゃった』


蘭「ううん、気にしないで!」




蘭ちゃんと園子ちゃんの後ろには子供たちの姿もある

それになにやら大荷物だし



ｶﾞﾗﾗﾗ




元太「オーイ!見舞いに来てやったぞ〜」


光彦「ちょっと元太君、声が大きいですよ」


元太「ああ、ワリィワリィ」


歩美「あっ、コナン君!」


コナン「オメーら、何持ってきたんだ？」


元太「スゲー良いもんだよな！」


歩美「お姉さんを元気づけてあげようと思って、ね〜♪」


光彦「はい!」




子供たちはベッドの脇のテーブルに大きな紙を広げ作業を始める




数分後

できたのはベルツリータワーとその周辺の模型



なかなかの出来栄え




世良「うわ〜!スゴいなぁ〜

それ、キミ達だけで作ったのかい？」


歩美「うん!」


元太「夏休みの宿題なんだぜ」


光彦「まだ完成はしてないんですけど」


歩美「お姉さんに見せたかったの!」


世良「ありがとう!」




園子「ホントすごい!」


蘭「うん、良くできてる」


光彦「建物の形は違いますけど、サイズや配置は合ってるんですよ!」


歩美「哀ちゃんがチェックしてくれたんだよね」


蘭「へぇ、計算とか大変だったでしょ？よくできたね」


哀「別に」




園子「でも、これでまだ未完成なの？」


蘭「充分良くできてるけど」


園子「あとは何するの？」


元太「色を塗らなきゃいけねーんだ」


歩美「西側の写真しか撮ってなかったから、東側のビルの色がわからないんだよね」


光彦「はい

塗り始める前にまた上っておきたいんですが…」




そういえばベルツリータワーは、最初の狙撃事件以来ずっと休業してるだっけ




園子「じゃあ、もう一回ベルツリータワーに行ってみる？

修理は済んだけど、まだ再開してないから今なら貸し切りよ」


元太「マジかよー!」


光彦「本当ですか!?」


歩美「やった〜!!」

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