的場家に嫁ぐことになりました!?

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『…っえ!?』


















白い面を付けひょろっとした変な…人？





















『(なにこれ!?)』


的場「大丈夫ですか？」


『的場さん!?えっコレ見え…』


「お前は的場…目障りな…喰ってやる!!」


的場「目障りなのはアナタのほうですよ。


………。」


















妖にむかって矢を放つと手を合わせ術を唱える的場さん

















「ギャャャー!!」
















叫び声とともに消滅する妖


















『(すごい…)』



的場「もうおろしていいですよ。



大丈夫ですか？」



『はい。あの…その仮面さんって妖ですよね？』





















抱っこされていた私を下ろし



的場さんの後に立つ謎の仮面さんの正体を聞こうと尋ねる






















的場「えぇ。まぁ、妖と言っても従えている式と呼ばれるものです。


それより見えているんですね、妖が。」


『的場さんもですよね？』


的場「見えますよ。


ついでに言ってしまえば私は祓い屋です。」


『祓い屋…


(初めて会った時感じた妖力はこういうことだったんだ。)』


的場「Aさんの体が弱い、というのは妖が見え襲われるからと解釈してもよろしいでしょうか？」


『はい…』


的場「そうですか。


おや、腕のところ…かすり傷が。」


『ほんとだ。さっき掴まれたときですかね。』


的場「旅館に戻って手当てしましょうか。



すいません。私がそばにいながらな怪我をさせてしまって。」


『助けてくださっただけで十分ですよ。』


的場「優しいんですね。」































『はぁ…


昨日はいろいろありすぎて疲れたな。




(的場さんも見える人だったなんて。


…それに祓い屋。


すごかったなぁ。私とは比べものにならないくらい強かった。)




また会えたら聞いてみようかな、祓い屋のこと。』

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