�� 大きくなったら ページ12
冒険心はいつだってワクワクの始まり より
島民側です。かなり本家様のセリフをお借りしています。屋台のおかみさんって感じ。
｢ちょっ、走るなよい、迷子になったらどうすんだい｣
『？？まるこ、Aがまいごになってもみつけてくれるでしょ？？？』
｢……まぁ見つけるけどねい、前提としてもう少し大人しくしとけよい。｣
店番をしているとふと聞こえる耳馴染みのある声。
ここは白ひげ海賊団の縄張り。
白ひげ海賊団のおかげか滅多に野蛮な奴らは来ない。おかげで穏やかな生活をおくれるし、町は発展するしでいい事づくめだと思う。
そんな島に数年に1度彼らは寄港する。
ログが溜まるのが早いのか、それともログが溜まる前に出航するからかは分からないがあまり長くは滞在しない。
でも、それでもこの島の人々は白ひげ海賊団に対して嫌な感情を抱いたことは無い。
寄った時にはしっかり異常が無いか見回ってくれるし、相談に乗ってくれる。
だからだろう。
そう思いながらふと道を見るとわかりやすい髪型……1番隊隊長のマルコさん……と子供？
｢あら、マルコ隊長！どうかしたの？｣
｢あぁ、ちょっと子守りをねい。A、あいさつは？｣
『こんにちわ！』
｢まぁ！かわいい！！お子さんですか？｣
｢いや、まぁ｣
｢ふふ、優しいパパね｣
『パパじゃないの！Aの“だんなさん”だよ！』
｢ちょ、A｣
｢まぁ！ふふ、可愛らしいこと｣
｢てことで少し邪魔するよい｣
｢えぇ、冒険頑張ってねAちゃん｣
｢うん！｣
｢じゃあまたよい｣
｢ばいばぁい！｣
……今の会話は天使が通ったのかな？
そう思えるほど癒された。
Aちゃんかぁ……マルコ隊長、デレデレに惚れてたねぇ……
ふふふ、あの子が大きくなってまたこの島に来てくれるのが楽しみだわ
｢おう、ねぇさん！串1本！！｣
｢あら、ねぇさんだなんて嬉しいねぇ、2本おまけだよ！｣
｢？なんで2本？｣
｢ふふ、まぁ、色々とあったのよ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れんこん(プロフ) - コメント失礼致します。泣きました｡感想も四次もありがとうございます､感謝しかないです｡頑張ってください、返信不要です。 (2020年5月22日 21時) (
レス) id: 14f134c39b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：三松 | 作成日時：2020年5月10日 23時
