白ひげ長女は特攻隊長【四次創作】 (ページ10)

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Ⅲ 1人、思いにふける。ページ10

天然プラネタリウムと遠回りの僕と君より
文章ぐちゃぐちゃですが夢主の心情。
告白されて宴が終わって……夜？

マルコに告白された。

_________大きくなったら俺のお嫁さんになる

あれはあくまでちびっこが……ちびっ子マルコが言ったから子供の冗談だと、そう思って返事したのに。

……まさか覚えてただなんて誰が想像しただろうか。

そしてサラッと｢ほんとは全部覚えていた｣と爆弾投下した大好きで仕方ない人。

正直、マルコにそういう対象として自分が見られているとは思わなかった。

男みたいに振る舞うし。

女子力ないし。

料理は食べたらお腹壊すんじゃないかってレベルだし。

髪の毛は短く揃えてあって手入れは全然出来てない傷みまくってる。

それに妖刀引っ提げてるし戦闘となりゃ誰よりも先に突撃する。

人一倍怪我は多いし、傷跡も見るに堪えない物ばかり。

それにマルコが島に着いた時そういう店にサッチに連れてかれるのは幾度となく見た。
まぁその度サッチにゲンコツ落として1人引き上げるのを私は知ってるけど。

それでも、恋愛対象として。

｢女｣として最初から接してくれていたのはマルコだったと気づいた。

敵に塩酸ぶっかけられて怪我隠そうとした時は1番に気づかれた。

ふと思い出したけどあの時、マルコめちゃくちゃ険しい顔してたなぁなんて。

そう思い出せば思い出すほどいつだって気づいた時にはマルコが隣にいたし、遠回しに見守っててくれたんだなぁって感じた。

堅物だし、頑固だし、髪型変だし、めちゃくちゃ怒るけど。

でもホントは優しくて、思いやりがあって。

あんまり褒めてくれないけど、でもしっかり頑張りは認めてくれる。

だから1番隊隊長が勤まるんだろうし、長男なんて言われる。

そんなマルコと私付き合ってもいいのかな。なんて。

クレアの方が……とか思ったこともあるけど。

……マルコ、貴方が私を選んでちびの時だとしても｢俺のお嫁さんになれ｣って言ってくれたんでしょ？

なら、私もそろそろ腹を括るよ。

他のどこの女より傷はあるし男気しかないし戦闘だって危うい戦い方をする私だけど。

マルコに相応しい女になる

それが何年先になるか分からないし、もしかしたらなんだかんだ一生相応しいなんて言えないかもしれない。

でも……それでも、マルコが選んでくれたんだ。

隣に立って恥ずかしくない人間でいようと星空に誓った。