Thirty ページ33
『……そんな事、聞いてませんが』
gr「お前の言質はとってある。俺が「以下」と言ったことに肯定したお前の言葉がな」
そういい、ボイスレコーダーと思わしきものを
目の前の机に置かれる
…私の頭の中でも、あの時の事が再生される
そうだ……そうなのだ
まさか同点になるとは思っておらず
以下と言われたにも関わらずに肯定した
「未満」など、彼は一言も言っていない
『……降参です』
gr「
満足げにする生徒会長に殺意が湧きそうだ
あぁ…思い通りにはなりたくなかった
os「てことは、これからはAといっぱいお茶会出来るんやな〜嬉しいめう〜」
私の方へ体重を乗せて
頭を私の上に乗せるオスマンさんは
とても嬉しそうに笑っている
……まぁお茶会は私も嬉しいけれども
gr「まぁ手続きは此方に任せておけ。お前の生徒会入りは校長以外の教師、生徒には公表しない。バレるのは嫌なんだろう？怪しまれんように、活動も放課後だけにさせてやる。昼は好きにしろ」
まだ入っていない筈なのに
昼に生徒会室に来ている時点で
危ないと思うのは…？
まぁそれはさておき
一応配慮をしてくれるのは有難かった
『ありがとうございます』
gr「それと。最初に共に帰った時に言ったこと、覚えているか？」
『サッパリ覚えておりません』
gr「嘘つけ……敬語はなし、呼び捨てでいいと言っただろ」
あぁ…本当に気に食わない
そのほくそ笑んでいる顔を殴ってやりたい
『ﾊｧ……グルッペン……これでいいか』
gr「よし！」
まるでペットを撫でるように
私の頭に手を置いて髪をぐしゃぐしゃと乱す
折角綺麗に結んだ髪が台無しだ
ほら、美意識の高い隣のオスマンさんも睨んで…
os「グルッペンだけ狡いわ……俺の事もオスマンって呼んでぇや…敬語もなしやで」
全くもって違かった
単純に拗ねていただけだったらしい
…この流れだと
先輩方全員に呼び捨て＆敬語なしを
要求される気がする
ut「勿論俺もやで〜」
em「出来れば私も…」
tn「お、俺も！」
そう予想通りに次々と言っていく
そして最後に、ようやく目が合った彼も
ht「あ…っと…俺も、いい？」
『……分かった』
嬉しそうな表情の先輩方
心做しか一年組も微笑を浮かべている
隣のグルッペンはしてやったりの顔だが
…私を見る目は複雑で
あまり心情は伺えなかった
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
