TwentyFive ページ28
それから
何故かテスト前期間中の中庭で
ひとらんさんに会わなくなった
勿論、オスマンさんも
生徒会長も邪魔をしには来なかった
ただ、中庭はいつも通り綺麗で
手入れはされているようだった
少し引っかかる事はあるものの
一人で勉学に励んでいた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
rbr「…遂に明日からテスト期間やで」
kn「大丈夫やろ。ロボロは身長の代わりに頭と筋肉にぜぇんぶいったんやもんな」
rbr「否定はせんけどお前に言われんのがムカつくわ…」
テスト前日の昼休みの教室
私の隣の席でそのような会話をする二人
まぁ確かにロボロは背が低いが…
『私より高いんだからそう気落ちするな』
kn「お前……女子より背ぇ高いんは当たり前やろ。それ褒めとるんか？貶しとるんか？」
rbr「Aなら許せるわ」
kn「ちょろ」
rbr「おぉん！？」
二人がまた言い合いを始めた頃
私は弁当を食べながら
先輩達のことが頭に浮かんだ
何故、そこまで私を勧誘するのか
主に生徒会長だけれど…
前に図書室で生徒会の方々にあった時
生徒会長だけではなく
副会長のトントンさんや書記のオスマンさん
鬱さん、エーミールさんも
私にどうしても入って欲しい
そんな目をしていた
kn「A、お前どこ見とるん」
突然、視界いっぱいにコネシマの顔が映る
目を見開けば、私の視線の先を見て
クエスチョンマークを浮かべていた
kn「天井の角なんか見てオモロいんか？」
rbr「や、やめてや？何か見えるとかないよな？」
kn「幽霊とかにビビっとるとか……女にビビるわけや」
rbr「関係無いやんけ！！」
kn「…心ここに在らずやな」
『すまない…考え事だ』
rbr「無視すんなや！」
いつも大きなロボロの声が
耳に入らないほど考え込んでいた
…そこまで気にすることではないのに
生徒会を拒みながら
気にしている私は本当にどうかしている
『…二人は生徒会に？』
rbr「まぁ生徒会、と言うより放送委員会やな…声でかいから活かすんやったらこれかぁ思ってな」
kn「俺は体育委員会長や。委員長は生徒会になれるからな。まぁ生徒会はコネで入れると思っとるんやけど」
rbr「甘いでコネシマ……大先生が自力で入った生徒会や。絶対トントン辺りが反対して、お前自力で入ることになるで」
kn「こう見えて？俺？頭ええから？余裕や余裕」
自慢げな表情で言ったコネシマ
…少し意外だった
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
