54 ページ4
彼女がここに来て3日目。
今日も朝から森へと飛び出し、
食料となる獲物を狩る。
魚や肉はもちろんだが、彼女が食べやすそうな
木の実なども忘れずに狩っていく。
こうして森の幸をたくさん頂き、
彼女が待つ家へと足早に戻る。
玄関のドアを開ければ、
「 おかえりなさい 」
とニコニコしながら彼女が顔を覗かせる。
『 あぁ、ただいま 』
この短い時間の中で何か良いことでもあったのか。
彼女はとても楽しそうに口角を上げている。
『 お前、ドフラミンゴはいつ迎えに来るんだ 』
ドフラミンゴは、ここリュミエール島の隣の島に
用事があると聞いている。
奴のことだ。
また何か企んでいるのだろう。
「 しばらくかかるって言っていたから ... 」
具体的な日数は聞いておらず、
彼女自身もいつ迎えが来るか定かではないらしい。
その曖昧な返答に そうか とだけ言い残し
どうしてか、俺は玄関の扉を開けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ(プロフ) - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (5月5日 2時) (
レス) @page5 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴蘭 | 作成日時：2020年10月1日 23時
