ope.41 ページ42
Aside
｢Aちゃん、体調はどう？｣
｢今のところ大丈夫ですよ｣
｢良かった｣
大門先生が体調を気にしてくれ、その私の返事に城之内先生は安堵の声をあげてくれる。
私のこと、こんなに気にかけてくれるなんてなんだか嬉しいや…
私の部屋で大門先生と城之内先生が布団をしいている。
｢今まで城之内と寝たことなんてあったっけ？｣
｢あー無かったかも。いやあったかな？｣
2人とも、楽しそうだ。2人は仲良いから案外こういうの楽しいんだろうな…
ボスっ……！
｢やーい！｣
何か音がしたなと思って見れば大門先生が城之内先生に枕をぶつけたそうだ。
｢ちょっと…！｣
そうわいわいしている2人は楽しそうだ。
私だけ、入らないって悪いよね…
今、2人が投げ合っていた枕が私には当たってないものの、私の横に来た。
｢Aちゃん！パス！｣
大門先生のその声に応えて枕を投げようとしたその時…
クラッ…
少しだけ目眩がした。でもそんなにしんどくはない。急に立ち上がった時になるような時の程度だ。
｢…はい、投げますよ〜｣
少し辛いのを我慢して投げようと腕を上げた時、｢ストップ！｣と2人から制止の声がかかった。
｢？｣
どうしたんだろ…？
｢アンタ、さっきより少し顔色悪いよ？｣
｢……へ？｣
｢さっき、少しフラッとしたように見えたけど｣
2人からそう言われ、私はどう答えようか迷った。
でも2人はまたも私を心配してくれて。
大門先生は私をベッドに入るように促し、城之内は電気を消してくれた。
そして私含め３人はそれぞれ寝床に入った。
｢大門先生、城之内先生｣
｢何？｣
暗くなった部屋で私は一つだけ、2人に問う。
｢どうして、私が一瞬しんどそうにしたこと気づいたたんですか？｣
すると2人は笑って答えた。
｢そりゃ、何だかんだいって、私はアンタの元主治医だしアンタが高１の時からの仲だからね｣
｢私も一人娘の母親だし、Aちゃんがしんどそうにしてたらそりゃ私も気づくわよ。｣
私は、そう言って貰えたのが少し嬉しく、照れてしまった。
幸い、部屋は暗いので真っ赤になっているであろう私の顔は2人には見えないだろう。
｢…そうですか。ありがとうございます…おやすみなさい｣
｢おやすみ｣
｢おやすみ｣
2人は何やらクスクス笑っていた。ひそひそ声の｢絶対今Aちゃん真っ赤だよ｣と言う2人の声を遮るように私は布団を被った。
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affettuoso(プロフ) - 丸メガネさん» いえいえ！こちらこそコメント嬉しかったです*(^o^)/*またいつでも気軽に話しかけてください！ (2017年10月13日 0時) (
レス) id: 5c1adc5428 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ - affettuosoさん» なるほど！こんな無知な私に教えて下さりありがとうございました！レスが早かったので嬉しかったです（笑） (2017年10月13日 0時) (レス) id: 2b4c29f1fe (このIDを非表示/違反報告)
affettuoso(プロフ) - 丸メガネさん» こんにちは！五年生存率とは五年後に生きていられる可能性をパーセンテージに表したものです！ (2017年10月13日 0時) (レス) id: 5c1adc5428 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ - あの…五年生存率って何ですか？ちょっと気になってしまいまして… (2017年10月13日 0時) (レス) id: 2b4c29f1fe (このIDを非表示/違反報告)
affettuoso(プロフ) - 百夢さん» 有難う御座います！2人とも今はテスト中なので終わり次第続きを書きます！ (2017年3月6日 15時) (レス) id: ee1cdcfa1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：espoir･affettuoso x他1人 | 作成日時：2017年1月12日 23時
