ope.34 ページ35
大門side
次の日…
遊園地に着いた。
Aちゃんと私は早速一番怖いジェットコースターに向かって走り出す。
Aちゃんも私もジェットコースターは得意な方だ。
だからお互い変に気を遣わなくても良く(元々私は気を遣わない方だが)思いっきり楽しめる。
私はとてもハイテンションだった。
ジェットコースターの待ち時間は兎に角長い。
正直言ってイライラする。
でも…隣でニコニコ楽しそうにしているAちゃんを見ていると自然と頬が緩んで、あんなにも待つのが苦手な筈なのに待つのが少し楽しかったり。
そんなどうでもいい様な事を頭の中でボンヤリと考えながらAちゃんとたわいない話をしていると、割とすぐ従業員に｢では、次の方〜｣と案内されたので私達は意気揚々とジェットコースターの座席に座った。
多分その時の私達の目は子供みたいに輝いていたと思う。
｢大門先生、安全ベルトちゃんと締めましたか？｣
｢締めたよ。私、ジェットコースターでも失敗しないので。｣
私達がそんな風に楽しく喋っている間に、従業員がベルトを確認してくれた。
そして
｢それじゃあ、行ってらっしゃ〜い！｣
その案内人の言葉でジェットコースターは動き出した。
ジェットコースターに乗り終わると2人でベンチに座って休憩タイム。
2人で座ってのんびりしていると
｢はい、ジュースです。｣
Aちゃんがジュースをくれた。
(いつの間に買ってきてくれたんだろう…)
(こういう所、本当に気が利くな。)
私は心の中でAちゃんに尊敬の意を表しながら｢有難う。｣とジュースを受け取って一口飲んだ。
｢何これ、美味しい。｣
｢何の味だと思います？これ、ココナッツ味なんですって！｣
｢へぇ〜いいね。晶さんと城之内と加地ちゃんに買ってってあげよ。｣
私が｢お土産も用意出来たしそろそろ帰ろっか。｣と言った時、急にAちゃんが｢あ、そういえば…｣と話を切り出した。
｢何？｣
｢あの…お化け屋敷行きたいなって…｣
冷や汗が流れた。
何を隠そう、私はお化け屋敷が苦手なのだ。
何ていうかあの暗さも無理だし、仕掛け人のクオリティーがやたら高くて本物っぽいところも…考えただけで身震いがする。
でもこんなに楽しそうなAちゃんを見ていると、断るのはなんだか申し訳ない気がするので
｢ぎょいー。｣
気のない返事をすることしか出来なかった。
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affettuoso(プロフ) - 丸メガネさん» いえいえ！こちらこそコメント嬉しかったです*(^o^)/*またいつでも気軽に話しかけてください！ (2017年10月13日 0時) (
レス) id: 5c1adc5428 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ - affettuosoさん» なるほど！こんな無知な私に教えて下さりありがとうございました！レスが早かったので嬉しかったです（笑） (2017年10月13日 0時) (レス) id: 2b4c29f1fe (このIDを非表示/違反報告)
affettuoso(プロフ) - 丸メガネさん» こんにちは！五年生存率とは五年後に生きていられる可能性をパーセンテージに表したものです！ (2017年10月13日 0時) (レス) id: 5c1adc5428 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ - あの…五年生存率って何ですか？ちょっと気になってしまいまして… (2017年10月13日 0時) (レス) id: 2b4c29f1fe (このIDを非表示/違反報告)
affettuoso(プロフ) - 百夢さん» 有難う御座います！2人とも今はテスト中なので終わり次第続きを書きます！ (2017年3月6日 15時) (レス) id: ee1cdcfa1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：espoir･affettuoso x他1人 | 作成日時：2017年1月12日 23時
