ヘッドホン 《 続編 》Ren ,N

０４ ページ35

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貴方side





こうなったらもう渡すしかなくて。




２つの小さな箱を出せば

あっという間に２人の目はきらきら、輝いてしまう ‥









「 期待 ‥ しないでよ ? ‥ 」








ぶんぶん頷く２人は早く早く、と急かす








「 紫耀はこっち 、 ‥ 」





と渡せば紫耀は あ・り・が・と って 嬉しそうに箱のりぼんを解いていく









・





「 廉は 、こっちね ‥ ? 」








廉(( ありがとうな 。 ))









２人とも箱を開ければ、形なんて気にしないでチョコレートを口に運んでいく







廉(( めっちゃこれ美味いで っ！ ))





紫(( 美味しい っ ))






思わず頰が緩んで 。渡してよかったと実感する。






目の前では少し言い合いになってるんだけど ‥






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