あの７人って。

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〆．






どの企業に就職したい？という大学生向けのアンケートでは必ず名の挙がる大手企業。



その代表取締役が中間淳太。



若くして起業、そのずば抜けた商売の腕であっという間に100人超えの社員を抱える企業へと成長させた。



そんな彼には二人の秘書がいる。



一人は神山さん、みんなが思うような秘書の仕事をしている。



もう一人が私。業務内容は…………



「A、はやく着て」



「スクール水着、ですか」



「ちゃんと名前書いてるから」



「そんなサービスいらないです」



コスプレ。



普通の会社の社長室には絶対ない、やけに大きな試着室。ソファーや大きな鏡、なんなら外が見渡せる大きな窓もついてる。



地上30階にあるから、人目につくことはないんだろうけど。高いビルも近くにないし。



着ていたスーツをハンガーにかけ、ブラウスや下着を丁寧に畳み、いざ。



「………サイズピッタリなんだけど」



会社で全裸になるなんてどんな企業なの。



てかピッタリすぎてピチピチだわ。



「着れたー？」



「わっ、」



鍵をかけたってこれだもんな。鍵はいつも彼が持ち歩いている。



「お、ええやん」



彼が見ているのは明らかに胸元と股。



「昼まで用事ないし、神山も社内視察してるし、暇やな？」



「暇って、」



「俺が泳ぎ方教えたるわ」



「きゃ、」



社長が背後にまわり、「まずは準備体操な」と私の体に手を添えた。



「柔軟はしっかりしとかな。あ、ここかたいんちゃう？」



当たり前にセクハラなんだけど、もうこれは私の生活の一部。



際どいところばかりに手が這い、なかなか触れてくれないからもやもや。



「……さて、ここも慣らしていかなあかんな？」



「やっ、」



「嫌、ちゃうやろ？」



水着の上から胸を包まれ、最初は優しく、だんだん激しく懐柔されていく。



「あれ？ほら、体はもう感じてるやんか」



水着の上からでもその形が見えて、恥ずかしさに俯いた。



「でも足りひんもんな？」



水着が少しずらされて、社長の男らしい手が私の肌に直接触れる。



ちなみにこれは彼のこだわりらしいけれど、コスプレしたからには服は脱がさない。



ちょっと乱すくらい。



だから今回も、少し窮屈なままで彼を感じることになる。







〆．

3→←なかまじゅんた、変態度☆★★

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