あの７人って。

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〆．



「あ、そろそろトイレットペーパー切れるな」



「え！！俺！！」



「は？地面に埋まっとけよ」



「いいこと思いついたから、まあ聞いてや」



「たかひろにとってのいいことでしょ？私には不快感しかない」



「俺の体にトイレットペーパー巻いて使ってや！俺はトイレットペーパーの芯になる！」



「不快感どころか害悪までついてきたわ。実害があることはやめて？なんでたかひろ経由で使わないといけないの？」



「とりあえず買ってくるから！」



「待って、顔面に歯磨き粉塗りたくろうとしてる？」



「ちゃうわ！Aの洗い流さないトリートメント拝借するだけや」



「………いや、誰がやらせるか！」









数時間後。



「普通のトリートメントならいいと思ったんだ？」



洗い流す方のトリートメントをこれでもかと言うくらい塗りたくってったたかひろ。



トイレットペーパーを大量に買ってきてくれた。



よく職質されなかったな。



「ほんなら、トイレットペーパーなるから使って！」



「……………本気？」



「本気♡」



すごく幸せそう。



もう何も言うまいと眺めていると、



たかひろは急に全裸になってなぜか男の急所から巻き始めた。



「Aが使っていくたびに俺の体が露出してって、最後の方には恥ずかしい所まで見えてまうっていうね！



ほんで俺が恥ずかしがるねん、『あ〜れ〜』って！でもAは『良いではないか！』って問答無用で巻きとる！くう……っ！！」



今の文章のどこに興奮するポイントがあったのだろう。



たかひろってある意味天才なんじゃないか。



このド変態野郎が。



「たかひろのそこに触れてた部分は絶対使いたくない」



「えっ……！？むしろ絶対使ってほしい部分やのにッ？！俺の特に敏感な皮膚がAのそこに触れて『しちゃったね……///』的な照れくさい状態になってその流れで行為に至る俺の理想のシチュエーション………っ」



「普通にできないの？その前置きいるの？」



「A専属のトイレットペーパーの芯になりたいねん！！いや、俺のあそこも芯のごとくやけど！」



「一回海に沈めようかな……。専属のトイレットペーパーの芯って何？最後の文にはもはや触れないけど」



「Aっ、俺のトイレットペーパーになって♡♡」



「比喩表現なのか本気なのかわかんないや」



トイレットペーパー投げつけたら幸せそうに笑ったから、もういいけどね。



〆．

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