【ツイステ】Assassin trip?! 6

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気が付くと、ここに居るはずがない人物



運動着を着ているハウルさんがいつの間にか

オンボロ寮の私達の部屋に入ってきていた





グリム「ほぁ？ なんでジャック(オマエ)がウチの寮にいるんだゾ」



ジャック「朝のランニングついでだ。
　 それに今日はマジカルシフト大会当日。
　 寝坊されちゃたまらねぇからな。」





それを聞き「そーだったんだゾ！」とグリムはハッとし


犯人を捕まえてご褒美としてトーナメント戦に

オンボロ寮をねじ込んでもらうんだ！と張り切っていた




犯人を捕まえられる絶好のラストチャンス……

無駄にしないように気を引き締めて頑張ろう





ジャック「フンッ……じゃあ会場でな。」



「二度寝するんじゃねぇぞ」とそう言い残して

ハウルさんは部屋から出ていき私達も支度し始めた


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No side






＿＿＿サイドストリート フェスティバル＿＿＿






待ちに待った世界中が注目するマジカルシフト大会当日




マジカルシフトを行うコロシアムへと続づく


サイドストリートでは様々な店が多く並んで賑わう中




オクタヴィネル寮長と共に運営委員長でもある

アズール・アーシェングロットがその様子を眺めていた



アズール「ふむ、今日も客入りは上々。あとは
　 各出店者の販売状況に目を光らせていなくては。
　 この僕が運営委員長になったからには
　 売り上げを誤魔化そうとしても無駄ですよ」




「ふふふ」と、怪しい笑みを浮かばせていると


同じくオクタヴィネル寮の副寮長ジェイド・リーチと

その双子であるフロイド・リーチがアズールに近付く




ジェイド「寮長、コロシアムの整備が全て完了しました
　 10分後に選手の入場を開始します。」



アズール「ジェイド、フロイド、ご苦労様です。」



フロイド「ねーねー、アズール。何で今年は
　 東校舎から会場まで選手の入場行進なんかすんの？
　 さっきから行進待ちの客がフジツボみたいに
　 歩道にびぃっちり。ちょー歩きづらいんだけど。」



アズール「とある方からのご依頼でね。
　 事情は詳しく聞いていませんが……」





多くの行進待ちの客達に苛立つフロイドにそう答えると

ジェイドは少し考えた後に「あぁ、なるほど」と言った





ジェイド「先日アズールが魔力の増幅薬を
　 作っていたのはそういう事(・・・・・)ですか。」

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