【ツイステ】Assassin trip?! 6

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エース「くっそ〜！腹立つ〜！」



デュース「ローズハート寮長に首をはねられる…」





盗んだマジカルペンを置いて逃げ去ったブッチ先輩


彼を捕まえられなかったと腹を立てるエースに

リドル先輩に首をはねられると怯えるデュース




そんな中、私はブッチ先輩が言っていた言葉を思い出す






《ラギー「シシシッ！次にオレを追い回すときには
　 証拠揃えてから来てくださいッス。
　 ま、君たちじゃ次(・)も無理だろうけど。」》





さっき、ブッチ先輩『次も』って言ってたけど

次もまた何かするつもりなのかな………………







？？？「テメェら、まだ懲りずに犯人捜しやってんのか」





貴女「…？あれ、あなたは……」




エース「んだよ。見てたんなら手伝えよな。
　 おたくんとこの先輩、超悪いヤツなんですけど？」





すると突如、庭の木の影から姿を現したのは


ブッチ先輩と同じ寮生の“ジャック・ハウルさん”


その口振りだと私達が先程まで何をしていたか

彼は既に知っているかのような様子であった




そしてハウルさんは私達を真っ直ぐに見つめて口を開く





ジャック「………………お前ら
　 何故そんなに他人のために必死になれる？」





デュース「他人のため？」




ジャック「怪我したダチの仇討とうって
　 気持ちは、わからなくもねぇが……」





まぁ確かにハーツラビュル寮の選手にも選ばれ

いつも世話になっているトレイ先輩が怪我を負わされて



ハーツラビュル寮生が黙っていられるはずもないし


犯人を捕まえたいという気持ちもあるだろうけれども…







でも……きっとエースとデュースは____








エース「 は？ 何言ってんの？ 」←




ジャック「 え？ 」←





まさかのエースから発された予想外の言葉に

ハウルさんは動きを止めて間抜けな声を出した



そんなハウルさんをよそにエース達は続けて言う



エース「だーれが他人のためなんかにやるかっつーの」


デュース「僕たちはこの事件の犯人を
　 捕まえて手柄を立てたいだけだ。」




エース「あわよくばマジカルシフト大会の選手枠に
　 入りたいし。で、世界中にイイとこ見せたい。」



先程のデュースのその言葉に「そーそー」と頷きながら


「トレイ先輩には悪いけど出番はイタダキ、みたいな？」

エースは悪い笑みを浮かべさせながらそう言った








ま、ですよね。そういう奴だって知ってたよ勿論←

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