【ツイステ】Assassin trip?! 2

18-2 ページ20

貴女「＿＿＿＿＿＿＿＿＿“shot”」



私は手慣れた手付きですぐさま銃を持ち

化け物に銃口を向けて目標を定める


懐かしい感覚に浸りながらも、私は引き金を引いた




《《《 バンッッ！！！ 》》》



顔のない怪物「 ウグゥウウアアアァアァアッ！！！ 」




すると、銃口から放たれたのは

突如“白く輝く砲弾”のようなものだった



そのまま砲弾は化け物へと命中して

化け物は叫びながらも倒れて姿が消えていった




貴女「っ……」



なに、今の……

私は白く輝いていた砲弾を見て唖然としていた



中身はちゃんと対殺せんせー用の特殊弾なのに……





そうしていると、発泡音を耳にした3人は


化け物が消えていくのを見終えた後に

3人はゆっくりと私の方へと見て目を見開いていた




デュース「い、……今のっ、て……」




エース「てか、化け物が……消えたっ？」




貴女「皆さんで化け物を倒すことできましたね」




デュース・エース「「 ってことは！！！ 」」



グリム「か、勝った……オレ様たちが勝ったんだゾ！」



すると、3人は「よっしゃあ！」「やったあ！」と

まるではしゃいでいる子供のように

嬉しそうな声を上げて笑顔で喜びあっていた




グリム「勝利のハイタッチなんだゾ〜！」


エース「ほら！Aもやろうぜ！！」


貴女「っ、え？いえ、私は……」


デュース「遠慮する必要はない！」



そう言って、トラッポラさんとスペードさんは

少し離れて立っていた私の腕を優しく引っ張り


4人で円の形になって腕を上げてハイタッチする



エース・デュース・グリム「「「イエーッ！！」」」


貴女「……」




ハイタッチなんて久々にやったな…





貴女「……皆さん、すっかり仲良しですね。」




「雨降って地固まると言うやつでしょうか」と


私は3人を交互に見ながら言うと3人は焦ったように離れる





デュース「………あっ、ち、違う。
　 別にこれは、そういうんじゃない！」




エース「そ、そーそー！変なこと言わないでくんない？」




グリム「オッ、オレ様が大天才だから勝てたんだゾ！
　 力を合わせたから勝てたわけじゃねーんだゾ！」




そう言いながら、3人はそっぽ向いて

お互いに意地を張って素直にならなかった



何となく思っていたけど、お互い素直じゃないなぁ




そう心の中で思いながらも私は密かに


じんわりと心が温かくなっていくのを感じていた

18-3→←PROLOGUE 18　執着チェイス！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す