【ツイステ】Assassin trip?!

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グリム「うううっ、ううーっ！
　 大魔法士グリム様は
　 お化けなんか怖くないんだゾ！！」



グリム「 ふんな゛〜〜〜〜〜〜っ！！ 」



グリムはそのままゴースト達に向かって

入学式で見せた青い炎を口から吹き出した



だが、炎はゴースト達には当たってなく

ゴースト達は消えたり現れたりと炎を避け続ける



ゴーストA「どこ見てるんだぁ？」

ゴーストC「こっちだこっちだ！ヒーッヒッヒ！」


グリム「ちくしょー！出たり消えたりするんじゃねー！」


グリムはイライラしながらも

ゴースト達に炎を繰り出すが避けられたまま



このままでは火事になってしまう……


私はグリムに炎を出すのを止めてと言おうとし

グリムの方へと見てみると、ある事(・・・)に気付いた




貴女「炎が出る時、目を閉じてる(・・・・・・)？」



そう、グリムが炎を吹く時に

何故だかグリムは目を瞑って(・・・・・)吹いていたのだ


もしかして……炎を出すのが怖い？



貴女「グリム、目を瞑っていたままでは
　 ゴーストに当たるどころか火事になります」


グリム「うるせーーっ！！
　 オレ様に指図するんじゃねーんだゾ！」



そう言いグリムは私の言葉を無視したまま

炎をゴーストにぶつけようとするが

目を瞑っている限り、明確には当たらないだろう




貴女「グリム、協力してくれませんか？もしかしたら
　 追い払えば学園長を見返せるかもしれません」


すると、学園長と言う言葉を口にした瞬間

炎のような耳をピクリと立てて言う



グリム「なぬっ………！？ぐぬぬ、オ、オレ様は
　 天才なんだゾ。こんなヤツら１人でも……」




ゴースト達「「「 いーっひっひっひ！ 」」」




グリム「オマエらたくさんいて卑怯だゾ〜！」


流石に、ゴースト3人に対してグリム1匹

魔法が使えない私にはどうすることも出来ないが


グリムに指示を出すことぐらいは出来るはず




そして、私はある“提案”を出すことにした



貴女「お買い得な人手をご用意していますがどうします？
　 勝利の暁には“ツナ缶”を2缶プレゼントします」


グリム「なぬっ！！？」


貴女「今ならツナ缶もう1缶プレゼントですが？」




“予想通り”反応した




グリムの好物は“ツナ缶”だ


最初に雨漏りを直すのを手伝ってほしいと頼んだ時＿＿



《グリム「“ツナ缶”も出ないのに
　 タダ働きするのはゴメンなんだゾ。」》



何とも分かりやすいモンスターだこと←

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