眠れない夜と昔の記憶 ページ33
これは昔の記憶。
ダダンのところにルフィと連れてこられて数年。
コルボ山の夜は暑い。
暑いせいなのか、それともまた別の理由があるのか・・・
寝ようとしても寝れない時間が続く。
『はぁ・・・・』
諦めて散歩に行こう。
わたしはそのまま海の近くの崖へ向かった。
寝れない夜・・・これは初めてじゃない。
前にもあった。
まだ、ロジャーの船に乗っていた頃の話・・・
ベットに入って１時間、２時間と時間が過ぎてゆく。
わたしはなにかに誘われるかのように部屋の外に出た。
丸く、大きく、真っ白な月がわたしの髪を照らす
『・・・だれ？』
後ろから気配を感じた。
「ははっやっぱりばれるか、」
『当たり前。わたしがわからないわけ無いでしょ？”シャンクス”』
「へへっ」
『シャンクスこんな時間にどうしたの？』
「ん？ああ、見張り番。でも今日はこれで交代。っていうか、リズこそどうしたんだよ」
『なんか、寝れなくて。』
「じゃあ一緒に寝るぞ。」
『え、いいの？』
「ああ。まあ、バギーのいびきうるせぇかもしれねぇけど」
『行きたい！』
「よし！じゃあ寝るか！」
そうして、シャンクスと寄り添って寝た。
『懐かしい、なぁ・・・』
戻りたい。あの幸せな空間に。
でも、もう戻れない
残された私達は、これからの時代をいきていく。
『今だけは、泣いてもいい・・・？』
楽しかった、あのときは。
買い出しに出て、こっそりアイスを食べた。
町に散歩に出かけて、アクセサリーを買ったりした
毎日剣や銃、体術などを教えてもらった。
たくさん遊んでくれた。
たくさん笑わせてくれた
たくさん歌った。
たくさん褒めてくれた。
たくさん怒られた。
たくさん笑った。
涙を流さないように、上を見る。
泣かない。笑顔で過ごすって決めたの。
ロジャーが言ってくれた。
「リズの笑顔にオレたちゃぁ救われてんだ！！」
『笑顔？』
「ああ！リズが笑っていてくれるだけでオレたちまで幸せな気持ちになれるんだ」
『本当！？』
「もちろんだ！だから、笑っていてくれよ、リズ」
『うん！みんなが笑顔になってくれるの嬉しい！！』
「みんなリズのことが大好きなんだ！！」
だから、笑う。
わたしは笑顔を絶やさないように、それを心に留めて生きる
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マルチーズ(プロフ) - はじめてコメントさせて頂くので失礼がありましたらごめんなさい。ストーリー物凄く好きなのですが名前変換されないところが多々ありとても残念です。 (2022年12月16日 0時) (
レス) id: c7d12faaf6 (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 紗那さん» 紗那さんコメントありがとうございます！！大好きって言ってもらえて嬉しいです！！オチは創る予定なのでシャンクス候補入れときます！これからもよろしくお願いします！ (2022年9月14日 13時) (レス) id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
紗那(プロフ) - 初めまして、とても面白いstoryでお気に入りにする程大好きです(^^)オチがあるならシャンクスにして欲しいです。夢主の心も全部まとめて受け止めて欲しいですね(^^)続き楽しみに待ってます！ (2022年9月13日 23時) (レス) @page31 id: 651dd4d3c6 (このIDを非表示/違反報告)
月宮まるー(プロフ) - たまーに、名前変換されてないのナンデ…。めっちゃ好きです。これからも更新頑張ってくださいッッ (2022年9月9日 15時) (レス) @page37 id: e959f49048 (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - アリスさんっ！！コメントありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです♡♡クザンさん頑張ります！サンジくんは後々出す予定なので、お楽しみに！これからも頑張っていきます(o･v･)♪ (2022年8月13日 8時) (レス) id: 8fbd4c44cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シンア | 作成日時：2022年7月7日 22時
