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焦凍が飲み物を買いに部屋から出ていったため、お義母さんと二人きりになった。
轟母「……焦凍があんなに笑ってるところ、初めて見たわ。…Aちゃんと一緒にいる時の焦凍は、本当に幸せそう。
焦凍の婚約者になってくれて、ありがとうね」
「…幸せなのは、私ですよ…！
最高にかっこよくて、可愛くて…心の底から焦凍のこと大好きになったんです。そんな焦凍がそばにいてくれて本当に、幸せで幸せで…。
お義母さん、焦凍のこと産んでくれて、ありがとうございます。」
轟母「……私は、感謝されるような立場じゃないよ。
焦凍に一生消えない傷を与えてしまった。心にも、体にも……悔やんでも悔やみきれない。何度も過去の自分を呪ったわ。」
「……でも、私はそんな焦凍の過去も愛おしく思います。
それに、これからいくらでも時間はあるじゃないですか！…悔やんだ分以上、これから焦凍のことを愛してあげてください。私も、過去の傷なんてゼロになるくらい、焦凍のことを沢山…愛します。
…って、すみません！！なんか上から目線になってしまった…！！？」
焦凍のお母様ともあろうお方になんという無礼を…！！！
轟母「ううん…、ありがとう。…焦凍がAちゃんを選んだ理由が、よく分かる。
あの子のこと、幸せにしてあげてね」
「…っ、はい！！世界一！幸せにしてみせます…！！」
轟母「うん」
「……あっすみませんやっぱ嘘です…」
轟母「え？」
「焦凍と一緒にいたら、私が世界一幸せになっちゃうので…焦凍は最高でも二番目にしかさせらんないです……」
私以上に幸せにはできない…どう頑張っても私が一番になる……焦凍と一緒にいるってこの上ない幸せだもん…
轟母「ふふ…っ、あなた達なら大丈夫ね、きっと2人で幸せになってくれる。…ね？焦凍？」
轟「…っ、あぁ、」
扉から焦凍が顔を赤くして入ってくる。
…おい！！？
「きっ貴様見てたのか！？ねえ戻ってきたなら声かけてよ恥ずかしくて猛烈に穴とか掘りたくなっちゃうから…！！」
轟「あんま小っ恥ずかしいこと言うな…こっちまで照れる、」
「ヤメテ本当に切腹するぞ！！！」
轟「飲み物オレンジジュースで良かったか？」
「流石焦凍それ飲みたかった大正解！！」
華麗にスルーされたが気にしない。最近羞恥晒しすぎてて病みそう。辛い。
楽しそうに微笑むお義母さんを横目に泣く泣くオレンジジュースを受け取った。子供舌だと思われたかも病みそう。
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星雲1234 - まじで、泣いた。目が崩壊するほど、泣きました (2020年6月3日 14時) (
レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
山羊 - うっわぁ…4年間夢小説読んできた中で初めてリアルに胸苦しくなって切なくなった作品です…神作です。ありがとうございました(￣^￣゜) (2020年3月1日 5時) (レス) id: 4a801f457b (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - りつさん» 今更の返信すみません！！発狂しながら！？！？楽しんでいただけてよかったです！こちらこそありがとうございました！！！ (2020年1月18日 9時) (レス) id: 3f66041ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りつ - めっちゃ面白かったです！一人部屋で発狂しながらみてましたw読んでてめっちゃ楽しかったです！ありがとうございました！ (2019年9月27日 21時) (レス) id: 1c2458a4e1 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - guuuさん» ありがとうございます！！えっ一日で、、！？貴重な時間をこの作品に使ってくれて嬉しいです、、こちらこそ読んでいただきありがとうございました！！ (2019年9月27日 17時) (レス) id: 3f66041ad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーや | 作成日時：2019年3月3日 21時
