Dice:0【irxs】

愛 ページ13

時系列わからんくなってきた…ｗ
りうら視点。
「『黎ー！』」
「りうら。ないこも」
最近ね、やっと黎が俺らの名前呼んでくれるようになったんだ！
そんな、当たり前のことが俺らにとってはめちゃくちゃ嬉しい。
これからもっと、仲良くなれたらいいな。


そして、練習の休憩時間。黎がこっちにとててて、と駆けてきた。
どうしたの？と聞く暇もなく抱きつかれ、俺は戸惑う。
『ちょっ…黎⁉』
「りうらの歌声が好き。優しいところが好き。それから…」
そう告げる黎の顔は相変わらず無表情ではあったが、その頬はほのかに赤かった。
あばばばば、、
助けを求めるべくメンバーを見渡すが、みんな微笑んで見守っているだけで何もしてくれない。
何が正解なのかはわからないけど、とりあえず。
片方の腕を黎の背中に回し、もう片方の手で頭をなでる。
『俺も、黎のこと大好きだよ。』
そういうと、黎は目を細めて笑った。

「今学校で休み時間にやるのが流行ってて。友達同士でお互いの大好きなところ言って、ぎゅーするの。黎は友達いないけど、最高の仲間が6人もいるから、、」
詰まりながらも平坦な声音で紡がれた言葉は、半年前の黎だったら想像もつかないことだった。

「やっぱ黎がそう言ってくれると嬉しいわ。りうらってのがちょっと悔しいけどなｗ」
「よし！俺らもやるか。」
「センチメンタルないふくん僕がやってあげましょうか？」
「ちょ、痛いって！！！」
その場に流れる空気に、たまたま入ってきたスタッフさんがびっくりしていたのはまた別の話…ｗ

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