Dice:0【irxs】

私の推し ページ12

やっとネタ思いついた…というわけで今回はとあるリスナー・詩音ちゃん目線でやっていこうと思います！
詩音視点。
『はぁ…尊い…』
初めまして、詩音といいます！いれいすの黎推しの中１女子です！
ただいま絶賛歌みたを聴いてるところです！朝5時から。
『やばい、もう学校行く時間！』
正直言ってくそめんどくさい。そう言ってもどうせ母親に引きずって連れてかれるから自分から行くしかないんだけど。
絶妙によくわからないデザインの制服を着て、全部緑色でそろえた文房具をカバンの中に突っ込む。
それと、チューナーとリードも。吹奏楽部なんだよね、私。





「じゃあ、92ページ読んでください」
あ、私か。
『はい。It changes irregularly、それは不規則的に変化します』
わあああああ！irregularlyとかめっちゃいいこの例文！色ペンでチェックしちゃお…もちろん七色！
えっと、次は国語だっけ。


「竹取の翁といふものありけり」
いふっ…ｗ

「じゃあ色分けするから、赤組はこっち歌って！」
赤組っ…ｗ



お昼休み。ああもう色々濃すぎて疲れた…
まあこれもお弁当を食べれば万事解決なんだけども。
そして午後の授業は爆睡するのだ！！！！



放課後。部活中、同じパートの子に話しかけられた。
「ねえ。ここってどこで息吸ってる？」
すこし詰まりながら告げられた、中性的な声。私の推し、黎みたいに…っていけない！
『114と115の間だよ！』
「自分はここで吸ってるから、ちょうどいいか。ありがとう」
『うん！』
やばい。思い出すとやっぱり黎に似てるっ…それに音色も、一切の狂いがないけどその代わり感情も一切含まないっていう、黎の歌声に似てるんだよね。もしかするとあの子が黎…？いや、そんなわけないか。
うん、でも…いいや。もう少し確証が持ててから聞こう！その間黎に似てる子として声と音色を楽しませてもらうことにしよ！

そう思って、新しい歌ってみたを楽しみにしながら家に帰った。
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