各主将および選手に狙われるのは烏野マネージャー 4

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〜大地〜



黒尾｢さて、では諸君。我々は今、由々しき問題を抱えている｣


Aを寝かしつけて俺達もすっかり寝るモードに入っていたのに、黒尾が何やら真剣な顔でくだらないことを語り始めた



なんか……聞いたら面倒事に巻き込まれそうで布団に入ろうしたらものすごいナチュラルに止められた


大地｢寝たいんだが｣


黒尾｢そう！俺達はAちゃんのことを何も知らなさすぎる！！｣


大地｢聞け。人の話し｣


研磨｢クロ。うるさい｣


赤葦｢そういうのは明日本人に聞きましょうよ｣


月島｢僕達はいつでも聞けるんで｣


菅原｢さーみんな。寝るべ｣


黒尾｢Aちゃんの学校生活のことを知っておくべきだと俺は思う｣


赤葦｢澤村さん。少し話しましょう｣


山本｢まだ寝るには早いですよ！！｣


強羅｢烏野との親睦も深めるのも大切だからな｣


小野鹿｢特に情報交換は大事だよな｣


小葉｢黒尾の言う通り俺ら、何気に何も知らないもんな｣


黒尾｢そういうことだ。烏野諸君。学校でのAちゃんのこと。洗いざらい吐いてもらおうか｣


俺だけでなくスガ達も面倒くさいという顔をしていた




黒尾｢まず絶対に聞いておかないといけないのは、Aちゃん学校でモテてるだろ！！ってこと｣


大地｢あー……モテてないモテてない｣


黒尾｢はぁぁ！？澤村くんよぉ。ネタは上がってんだぜ。あんな天使がテレビに出て男が言い寄ってこないわけないだろ。早く吐いて楽になっちまいな｣


大地｢なにお前。ミステリードラマでも観たのか｣


黒尾｢質問の答え以外の発言は許可してませーん｣


リエーフ｢やっぱりあれですか！靴箱に溢れんばかりのラブレターが入ってるんですか！？｣


犬岡｢漫画みたいっスね｣


大地｢あるわけないだろ。そんなの｣


揃いも揃ってAにどんな夢見てるんだ



確かに有り得るのがAだけどさ




というか、有り得ていたけども





本当のこと言ったら色々と面倒でややこしいことになりそうで、黙るという最終手段を使った

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