最強の悪魔と契約して皆殺しにします。【wrwrd×50人クラフト】 (ページ2)

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わたしが10歳の時

お母さんが轢かれそうな知らない子供を庇って死んだ

『マ…マ？なん…で……？嘘…いやだ…いかないで…』

その時、わたしは思った

この世界はおかしいと

そこからわたしは親戚の人の家を転々としていて、
気が付いたら施設にいた

お母さん以外の大人に心を開けなかったわたしは
最初の頃は相手をされていたけど、いつしかその施設で
煙たがられる存在になっていた。

寒い寒い冬の夜、わたしは

.

.

.

.

大嫌いだったその施設を燃やした。
大人も子供もみーんな丸焦げになるようにガソリンを
毎日、少しづつ施設全体に撒いていた。

「誰か…助け…て」

「いたいよ…ママ…」

「くる…しい……死にたく…ない」

わたしは火を付けたと同時にその場から離れた為、
火が回る頃には施設の近くにある森の前に到着していた

とにかく走った、足の感覚が無くなっても走り続けた。

『はあ…はあ……どこ、ここ…』

気が付いたらここの地域で結構、位の高い貴族の家の
近くに着いていた。

「お嬢さん、こんな遅い時間にどうなさいましたか？」

『えっと…そこの施設から…逃げてきました…何か急に
燃えだしたので…』

「そうでしたか…少々そこでお待ち下さいね。」

『あ、はい…』

そこからは疲れてたから、あんまり覚えてないな。
サイレンの音がして、執事みたいな人が来たあとに
おっきい家に連れてかれたくらいかな？

それで、そのおっきい家が今わたしが住んでる所。
家の中で一番偉い人、まあ今のわたしのお父さんだね
お父さんがお父さんの子供として迎え入れてくれたんだ

これがわたしの過去

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