第208話 見透かされている ページ29
突然目の前に、ランスが現れた。
「ストーンプリズン!!!!」
「うわあッ!!」
ランスの必殺技により、吹っ飛ばされてしまう宇都宮。
ボールはランスからエドガーに渡る。
縦向きのパスで、もうエドガーはゴール前。
チャンスが逆転、一気にピンチへと落とされたイナズマジャパン。
「受けてみろ、聖なる騎士の剣を!!エクスカリバー!!!!」
放たれるシュート。
一瞬の出来事に為すすべもなく、全ての望みは円堂に託された。
と、その前に、
「ザ・マウンテン!!!!っキャプテン頼むっスー!!」
壁山が間に入り、必殺技で奮闘した。
しかし自分の力が及んでいないことは彼自身分かっていたようで、吹き飛ばされる。
しかし、威力は落とすことが出来た。
壁山の想いを胸に、円堂が渾身の力でボールを押さえ込む。
「いかりのてっつい!!!!」
エクスカリバーが止められた。
会場がどよめき、実況がありえないとでも言いたげに叫ぶ。
エドガーもサッと顔色を変え、貼り付けていた笑みを消した。
「よぉし！」
「やったっスね、キャプテン！」
「ありがとう、壁山。お前のおかげだ！」
円堂と壁山が、笑顔でグータッチを交わす。
それを暫し見つめていたエドガーだったが、面白い、とでも言うように、フッと笑った。
エドガーが優雅に歩いて自陣に戻っていく。途中で、此方を刺すように睨んでいる少女の視線とぶつかった。
随分と嫌われているな、とエドガーは苦笑し、その脇を通りすぎる。瞬間、
『……どう？イナズマジャパンは。一筋縄じゃいかないでしょう』
笑いを含んだ声がかけられた。
彼女の言葉に、苦笑を深める。美麻には何でも見透かされている。
それはあなたの体験談ですか。という喉にでかかった言葉は、胸の内に秘めておいた。
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Vermut(プロフ) - みかんさん» 此方こそありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年7月17日 16時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
みかん - すみませんありがとうございますこれからも頑張ってください応援してます (2019年7月17日 10時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - みかんさん» ふおおっ……分かりました。メインでは出せないと思いますが、ご了承下さい！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あと先輩に対しては敬語を使う可愛い後輩という感じで (2019年7月17日 4時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - クールな感じで実は照れ屋さんで鬼道たちより年下で主人公の友達で鬼道に片思いしてる感じでお願いしますサッカーは経験者ですみませんなんか多くて更新頑張ってください (2019年7月17日 4時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2019年4月26日 17時
